団塊世代の一斉退職でパソコンお助けビジネスがもう一花咲かす?

さっきまで、父のオフィスにいた。
父は、2年ほど前に勤めていた会社を辞めて独立した。
いわば、ぼくよりも独立歴が長い。
父のビジネスドメインは非常に狭い代わりに専門性が高いためぼくと比較してビジネスが順調に成長しているものの、システム関連のこととなると決して万全というわけではない。
今日、父のオフィスに行ったのも、ネットワークで障害が発生したから。
出張したときに、先方のネットワークに接続(先方のスタッフが設定)したものの、自分のオフィスでネットワークに接続しようとしたらつながらなくなったらしい。
パソコンについて多少なりとも知識があればなんてことない作業だけど、父にとってはネットワークがつながらないという障害が解決されるのだから、それは大変貴重な作業だろう。
ネットワーク障害の解決のほか、パソコンの処理速度が遅いということなのでファイルの掃除とデフラグをしておいてあげた(効果はそれほどなし…)。
そして、何よりも父にとってネットワーク障害と同じくらい貴重な作業だったのがウイルス対策ソフトのインストール。
父のような個人事務所レベルで、パソコンに詳しくないおじさんたちは、パソコンにプレインストールされているトレンドマイクロとかのソフトを体験版では使用するもののその後に契約するまでは至らないのが現状だ。
そんなおじさんがウイルスに感染して、ネットワークを介してウイルスが伝染したら迷惑この上ない。
クライアントに迷惑をかけようものなら、どのように責任をとればいいんだろう。
ウイルス感染によりクライアントとの契約を解除されるのは、あまりにも個人事務所にとっては大きすぎる損害だ(社会に対する損害も甚大)。
これから団塊の世代の人たちが一斉に退職する。
退職しても体力は十分にありあまっているものだから、独立して自分でビジネスをしようかなと野心を持つ人だった多いはず。
そもそも、早期退職のプレッシャーに打ち勝ってきたのだから優秀でプライドが高い。
ただ一方で優秀なおじさんたちは、これまでパソコンやシステム関連を会社のスタッフに任せっきりだったものだから、独立したとしてもいざ障害が発生したら困ってしまうのは目に見えている。
だからこそ、一時期流行ったパソコンのお助けビジネスがもう一花咲かせるんじゃないだろうかと思うのだけど、いかがだろう。
どちらかというと仕事の好きな団塊の世代、船旅に出たりするのは一部で、たとえ船旅に出たとしてもすぐに飽きちゃうのでは?
むしろ、団塊世代の需要はビジネス関連であるかも。

1件のコメント

  1. 団塊の世代の皆さん、これからの人生はどう生きますか?? 

    団塊の世代のことがあったのでTB失礼します。ご迷惑なら削除願います。

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