なぜに今さらキャッシング事業なんてものを…


ぼくの会社の主要取引銀行(仮にA信金)がキャッシング業務を始めたらしく、先日キャッシュカード会員に入ってくれないかとの勧誘を受けた。
クレジットカードすら普段使わず(せいぜい使うのはamazon.co.jpと映画予約くらい)もっぱら現金取引を行い借金は怖いという印象を持っているぼくからすれば、キャッシュカードを作る必要は全くない。
ただ、普段付き合いがあるわけだからと思い話だけは聴いたものの、話の最後に会費(¥1,250!)を取られるということなので丁重にお断りしておいた(ぼくには日本的ななあなあはあまり通じない)。
それにしてもなぜこうも金融機関は横並びの戦略しかうってこないのだろうか。
大手都銀が軒並み傘下に貸し金を押さえ批判を受けているにもかかわらず、それにならって体力的にも随分と劣る信金も同じような戦略を採るのは冷静に考えても違和感たっぷりだ。
都銀が地銀化(ぼくはこれを「都銀のスーパーリージョナルバンク化」と呼びたい)していき、信金の主戦場が失われていくかもしれないのだから、もっと違う手を打つべきなんじゃないだろうか?
去年の話になるけど、A信金の担当者には新しいビジネスを提案したけど、どうも先方は忙しいからなのかピンと来ていなかった模様。
ぼくの提案は1つの打ち手でありそれが満点を取れる回答かはわからないが、参入障壁も低く競合他社が手がけておらずA信金が持つ強みを活かせるという意味ではそれなりに有効なアイデアだったと思っている。
時代の流れを読んだ新しいビジネスの創造、それこそが規模の小さい企業がトッププライオリティで取り組むべき課題で少しでも出し抜こうという貪欲さが求められる。
A信金、横並び感プンプンなキャッシングをして手数料を稼ごうというセコイ考えは捨て、この先10年は安泰と思われるようなドデカイビジネスを考えようよ。
ぼくにはA信金のキャッシング事業は単なる延命としか映らない。


masayafukumoto