最近のネーミングライツについて

渋谷区が公衆トイレのネーミングライツを売りに出したものの苦戦しているのだとか。
この件について、先日とあるメディアの方から問い合わせをいただいて少し言わせてもらった。
昨今のネーミングライツはどちらかというと売る側の立場でしか物事が考えられていないという印象が強いと。
経営環境が厳しい中で決して安価とはいえない契約料、ましてや複数年に契約が及ぶとなると企業にとってはたとえネーミングライツにメセナ的な側面があると言えどもそう易々と締結に至ることができる代物ではない。
今後ネーミングライツがビジネスとして発展していくためにはどうあるべきか?そしてなぜ低迷しているのかとの問いも受けたが、その答えはぼくの文脈から感じ取って欲しい。
ネーミングライツビジネスの可能性を活かすも殺すも、買い手よりは売り手の姿勢次第以外は言えない。

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