否定的な声を拾ってこそ

昨日、大手家電量販店に行った。
デザイン性がウリのマッサージチェアがあってジロジロ見ていると、売り場担当のおばちゃんが「一度やってみます?」と声をかけてきたので「はい~、ぜひ」と返事して早速スイッチオン。
「痛い!」と言うと、おばちゃんが設定変更。
それでも痛く、「もみ玉が硬いなぁ」とぼくが言うと、「こちらのメーカーのもみ玉は硬く、他のメーカーのものはもう少し柔らかいですよ」とおばちゃん。
腰骨にもみ玉がガシガシあたって痛かった。
デザイン性は高いものの、マッサージ器としては「まだまだ」というのがちょっとしたマッサージチェアマニアのぼくの評価。
結局最後まで痛みは和らぐことはなく、残念なことにマッサージは快感ではなくどちらかというと苦痛だった。
ぼくの否定的な評価を知ってか、おばちゃんは使用後のアンケートの協力をしてこず、隣で同じく利用した妻にだけアンケート回答の依頼をしてた。
”喝”
「痛い、痛い」と言っていたぼくの声こそ、今後の商品の改良化に大切だと思うんだけどどうだろう。
現場の担当としては波風立たない声を拾うほうが楽かもしれないけれども、開発部門にとってはぼくの声こそ貴重なはず。
否定的な声こそ貴重だということをおばちゃんのような売り場の担当者にもっと知ってもらうような教育がメーカーには必要でしょう。

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