妙なジンクスに襲われているとしか思えない立地


ぼくの自宅の1軒のこじんまりとしたカフェバーがある。
駅から5分ほど歩くけれども、どちらかというと高級住宅街と行ってもよい環境にある店。
店の前はバス通りでもあり、人通りは多い。
なのに…、
ここに出店したカフェバーはことごとく撤退を余儀なくされている。
今の場所に住み始めて2年経ち、その間に既に4軒ものカフェバーが入れ替わっている。
今の店も撤退するのは時間の問題では?という印象を持たずにはいられない。
というのも、店の玄関には「ワールドカップを放映しますよ」とディスプレイしていても誰も足を止めるわけでもないし、実際に客の入りはイマイチ。
先日のオーストラリア戦はさすがに事前予約が入っていたらしくて満席のようだけれども、明日のクロアチア戦は今のところまだ空きがあるみたいだし、連日、店は閑古鳥が鳴いている。
よっぽど「こうしたほうがいいのでは?」と提案しようかと思うほどであり、我が家では勝手に「いやぁ、あの店は中途半端だねぇ、○○の部分にもっと力を注げばいいのに」とか勝手なことを言わせてもらっている。
でも、待てよ。
もしかして、この店がうまくいかないのは経営手法にもあるかもしれないけど、立地に関する妙なジンクスでもあるのかもと思わずにはいられない。
たとえ高級住宅地にあったとしても、客足を向けさせないなにかが。
たとえば、離婚する夫婦が出やすいマンションの部屋とかみたいに。
だとすると、この場所に店を出す時点で間違った決断を下しているのかもしれない。
結局は立地条件が悪いってことになってしまうが。
ただ、「立地条件」と言ってもいろいろとあるわけで、この場所は「ジンクス」という類の「立地条件」が悪いのかも。
他人の経営している店ながら、仕事の帰りにこの店の前を通るたびにもどかしい気持ちを持たずにはいられない。
ワールドカップというかき入れ時を逃しているからこそ。


masayafukumoto