Jリーグはそろそろ適性規模について本気で考えるべき

タイトルは既に色々なところで言われていて、いまさらなタイトルだけど、データを元に検証しているのはぼくの知るかぎりでは少ないので、ちょっと調べてみた。
いずれはきちんとしたレポートとして発表したいけど、なかなかまとまった時間が取れないのと、まとまったレポートの完成を待っていたらJリーグが開幕してしまう(今日(3/4)からJ2は開幕!)ので、見切り発車ということで、現時点で収集したデータを羅列して全体像を把握してもらえたら幸い。
ってことでいくつかのグラフをどうぞ。
出所はJリーグ公式ホームページの公開資料など。
Jリーグのチーム数推移
チーム数は順調(?)に増加中。
J1チームの収入構造の推移
最近5年間では2008年をピークに減少。
平均収入は30億円前後。
J2チームの収入構造の推移
2009年に底打ちしているものの、平均収入は10億円前後とJ1の1/3程度にとどまる。
チーム数増加で平均収入が減少?
J1シーズン終了時点の勝ち点差推移
例年大きな変化なく、優勝ライン70、降格ライン20前後で推移。
J2シーズン終了時点の勝ち点差推移
チーム数が増加しているにもかかわらず、優勝ラインが減少。
降格のないJ2は優勝と無縁のチームは消極的なサッカーを展開?
いずれ書きたいなと考えているレポートでは、「クラブの経営」と「ゲームの質」という2つの視点をベースとして論じたいところだけど果たして陽の目をみるのはいつになるのやら。
サッカー関連雑誌への執筆依頼とかあれば、ギアが入るんだけど、雑誌関連の方どうでしょう?

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