働く場所・環境の変化で新たな視点・発見が生まれる

JETROへ調査に行ってきた。
JETROのビジネスライブラリーへ足を運ぶのは2度目。
前職(コンサルティング)でも色々な調査をしてきた。
そのときはインターネットを通じた情報、調査会社(矢野経済研究所やMDB、富士キメラ総研など)といった会社がリリースしている情報などを参考にしていた。
当時のぼくの頭の中には、これらの情報ソースしか入っておらずそれ以外の新しいものへのアクセスができていなかった。
独立してみて、矢野経済研究所などのレポートにアクセスできなくなると(単純に会費が高すぎて払えない)、代替となる情報ソースに当たらざるを得なくなってしまう。
そうした状況の中でたまたま出会うことが出来たのがJETROのビジネスライブラリーという存在なのだ。
このライブラリー、海外に関するビジネスを計画している人にとっては一度足を運ぶ価値が十分あるものだと思う。
国別に分類された企業リストや世界のさまざまな統計データへ容易にアクセスできるのだ。
前職で携わっていたプロジェクトでも十分活用できそうな情報だって充実している。
こんなことを言うのもナニだけれども「わざわざ高いお金を払って調査会社のデータにアクセスするのではなく、無料で手に入る価値のある情報がこんなところにあるじゃん」と思ってしまう。
自らが置かれている状況などが変化してことで、今まで抱いていた狭い枠組みが多少なりとも外れて新たな仕事のやり方というものが見つかった。
そういえば、新卒で入社した会社から前職転職したときも当たり前だと思っていた仕事の方法に新たな方法が交じり合って幾分効率が上がったような。
転職を推奨するわけではないけれども、転職には時としてビジネススキルの向上という新たな収穫があるということをわかってもらえると良いなと転職経験者として思わずにはいられない。

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