「世界を自分で見てきなさい!」


今月の”Money Japan“にかの有名なジム・ロジャースが寄稿しているコラムのタイトルがタイトルにある「世界を自分で見てきなさい!」。
ウォーレン・バフェットや、ジョージ・ソロス、ピーター・リンチ、ラリー・フィシャーなどアメリカには巨額を扱い、そのほかの投資家から羨望のまなざしで崇められる一握りのグレート・インベスターがいる中、ぼくが好きな投資家といえば断然ジム・ロジャース。
海外の著名投資家が来日した際に開催される投資セミナーの中で、これまでにぼくが唯一参加したのがジム・ロジャースのもの。
どうして、ジム・ロジャースが好きなのか。
投資スタンスがどうだというのはぼくにとっては大した話じゃない。
彼が世の中の現実を自らの目で見て判断することに重きを置くというポリシーを持っていることに対して、すごく好感が持てるからだ。
こうしたポリシーを持っているからこそ、タイトルのようなメッセージを彼の娘に捧げているのだ。
以下、掲載されている記事の一部を抜粋して紹介。

愛する娘へ―人生と投資で成功するために君に伝えておきたいことがある。
「世界を幅広く見てきてほしい」―それによって君の視野は今までの何倍も広がることだろう。もし君が、自分自身や自分の国のことを知りたいのなら、世界を見てくるといい。

(中略)

世界を自分の目で見ると、あらゆる分野でその経験は成功への糧となるはずだ。もちろん、それは将来、君が子供を育てるときに役立つんだよ。

(中略)

私の初めての投資は外貨だったが、最初の投資で重要なことは、それが初心者向けか否かということではない。重要なのは、自分が投資しようとしているものを熟知しているかどうか、自分が何をやっているかを理解しているかどうかだ。同じことが人生においてもいえる。

以下、ジム・ロジャースのBRICsに対する投資スタンスが述べられているが、この部分については割愛する。
おそらく、一部の投資家にとってジム・ロジャースにBRICsへの投資スタンスは大変興味のあるトピックだと思うので、知りたい人は、”Money Japan”最新号をどうぞ。
最後に、手紙をこのような形で締めくくっている。

娘よ、世界を冒険してごらん。その目で見て、においをかいで、味わって、聴いてみるのだ。そして、自由な精神でいればいろいろなことを感じることができるだろう。でも、これだけは知っておいてほしい。世界を君の足で歩み、人々と触れ合うと、きっと「なんと世界は素晴らしいことか、なんと私たちは似通っていることか」と感じるだろう。もし、世界中の人々がそのことに気づけば、世界はよりいっそう平和となり、いろいろな意味での成功を収めることができるだろう。
そう、私が父親として望むことは、自分自身の判断で、君が世界市民となることだ。いつかその最初の一歩を踏み出してほしい。勇気を持って―。

これまでいろいろな国を旅してきたぼくとしても、インターネットで入ってくる他人の主観に基づいた情報に頼るのではなく、ぜひとも多くの人に国境を踏み越えて新たな驚きにぶつかる勇気を持ってほしいと思う。
そうすれば、楽しさも広がれば、相手の気持ちもわかることで下らない争いも減るだろうに。


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