評判上々 ブダペスト 【11/18~11/24】


チェコに続いて旧東欧諸国2カ国目の訪問先にあたるのがハンガリー。
ウィーンから列車に3時間ほど揺られて到着。
隣国まで列車に揺られて3時間で到着するのだからヨーロッパは狭い。
列車の中でパスポート審査が行われる。
あまりにもあっさりと通過してしまうものだから、国境を越えた実感はまったくない。
列車内を見渡すと国境越え同時に乗客の多くは携帯電話のSIMカードを入れ替え、この光景こそがこれからの国境越えを実感させる新たなイベントとなるのかもしれないと勝手に納得してしまった。
【スズキがハンガリーで大躍進】
Budapestの中心地で、Budapest市民の間でどのメーカーの車が最も売れているかを調べてみた。
調査場所はBudapestの中央市場近くにある教会前の駐車場。
調査の結果、なんと、Berlinでショールームが充実していたOpelが12台と最も多く停まっていた。
ダントツ。
2位は日本のスズキと韓国のDaewoo(大宇)でともに4台。
日本車でスズキが健闘しているのはいささか意外かもしれないが、実はスズキ、ここハンガリーでの2005年9ヶ月間における販売台数シェアナンバーワンだそうだ(『月刊ハンガリージャーナル』より)。
そのシェアはというと20%にものぼり、2位にOpel(11.3%)、3位にSkoda(シェア不明)がつけている。
『月刊ハンガリージャーナル』でまったく触れられていなかったDaewoo(大宇)がぼくの調査で4台も数えられたのはこれまた意外。
これまでいろいろな国を旅してきたけれども、これほどまでにDaewooの車を見たのはBudapestが初めて。
一方で、Daewoo(大宇)と同じ韓国メーカーのHyundai(現代)、比較的積極的に看板広告を展開しているKia(起亜)の車はあまりお目にかからなかった。
もう1つ驚いたこと。
それはLexusが教会の前に停まっていたこと。
Lexusがハンガリーで販売されているとは…。
12台:Opel
4台:スズキ、Daewoo(大宇)
3台:Ford
2台:Peugeot、Renaukt、SEAT
1台:トヨタ、Lexus、日産、VW、Skoda、FIAT、Citroen
今回の旅に先駆けて、大前研一『東欧チャンス』を読んでいたのでスズキが健闘していることは知っていたものの、これほどまでに躍進しているのはなんとも気分がよい。
SuzukiのHP
地下鉄車内のスズキの広告
suzuki ad
スズキのショップ
suzuki shop
【温泉街Budapest】
Budapestは温泉が多い。
Budapestに限らず、比較的中・東欧は温泉が多いことは有名。
街の中には多くの温泉があり、滞在中ぼくたちは2つの温泉に足を運んだ。
ぼくたちが行った温泉は男女混浴だったので水着を着用して入浴。
シャワーを浴びる時間が短い欧米人であっても温泉は別のようでみんなおとなしく浸かっているのが妙に印象的。
洋の東西は問わず、「温泉」は人気があるようで。
学生時代に訪れたエクアドルのBanoという街(※Banoとはスペイン語で風呂を示す)にも温泉が湧いていて、ラテンの人たちもおとなしく暖かいお湯に浸かっていたなぁ。
これほど温泉が多いのだから日本の都市と姉妹都市提携をしているのか?と思っていたらどうやら小田原市が姉妹都市らしい。
姉妹都市小田原市
relation japan
日本政府はYokoso! Japanと観光誘致に向けた活動をしているが、どうもその取り組みが他の国と比較しても中途半端なのではないかと旅をしていて激しく思った。
Budapestとせっかく姉妹都市提携を結んでいるのだから、温泉で気持ちよくなっているBudapest市民、その他旅行者に対し小田原市など日本の温泉地を紹介する取り組みをしたらどうだろう。
多少なりとも興味を持ってくれそうに思うのだが。
Yokoso! Japan
【Samsungの露出がとにかく多くて多くて】
ヨーロッパに移動して最も多く目にしているのがSamsungの広告。
日本では一時期ビジネス雑誌をにぎわせた韓国企業だけれども、消費者からの認知はイマイチ高くないというのが事実だ。
けれども世界に目を移してみるとSamsungはもはや世界でもトップランクに位置づけられる総合家電メーカーに躍り出ている。
ブランドコンサルティング会社Interbrandが毎年発表しているBrand rankingによると、直近のSamsungのブランド価値はSonyも超えて世界で20位にまであがった(Sonyは28位)。
そしてその価値はさらに上がり続けると思う。
その理由の1つにPremier Leagueに所属するChelseaのユニフォームスポンサーに今シーズンからSamsung Mobileがついたことを挙げる。
世界最強ともいえるチームのユニフォームスポンサーについたことは露出機会の増大を意味する(Champions Leagueを勝ち進むなどで)。
それ以外にも、Samsungがこれまで頭を悩ませてきた「安物」というイメージ払拭にも大きな役割を果たすだろう。
なんといってもChelseaは世界でも有数の金満チーム(=Rich)であり、近年のくすぶりから復活(=右肩上がり)したことでサッカー界でも注目の的なのだ。
「Rich」と「右肩上がり」とはなんてうらやましいキーワードなのだろう。
まさにSamsungが求めていたイメージキーワードなのかもしれない。
Samsungがブランドランキングの10位以内にランキングされる日も遠くない?
Samsungにとって日本の1億人ほどの市場(今後少子化でさらに減少の見込み)は捨ててヨーロッパの5億人の市場を狙うほうが容易でありなおかつ効率的だと認識されているのかもしれない。
ぼくがもしSamsungの経営者なら、日本で大々的に展開する前にヨーロッパやアメリカでの地位を確立してからそれなりの市場ポテンシャルが残っている日本を攻めるだろう。
BudapestのSamsung看板広告
samsung budapest
Samsung mobileの広告
samsung mobile
この広告はヨーロッパ中で展開
【Hungary人への印象はよいらしい】
Budapestの街中を歩いていると日本からの観光客が多いことに気づく。
多くはツアーに参加したおばちゃん。
時期が時期なだけにぼくと同世代かもう少し若い学生たちの姿は目にしなかった。
場所は中央市場。
中央市場と聞いて「東京卸売市場(築地)」をイメージして楽しみにしていたぼくだったけれども、訪れてみてがっかり。
ただの観光スポットであり市場が持つ独特の緊張感には触れられなかったからだ。
観光スポットであるだけに、ツアーに参加したおばちゃんも多くやってきていた。
おばちゃんたちは大きな声で話すものだから、何を言っているのかすべてわかる。
そして何を言っていたのか。
「こっちの人はあの国の人と比べて感じええねぇ。結構丁寧にサービスしてくれるしな」と関西弁で。
おばちゃんたちがどの国の人と比較しているかはわからなかったけれども、「感じええ」という部分にぼくたち夫婦も大いに同意。
買い物をしていても決して押し付けがましいわけではなく、一方できちんとこちらの意図を汲んで提案をしてくれる。
フリーマーケットへ行ったとき、バスを降りる場所がわからずにいると、乗客が「ここで降りるのよ」と教えてくれたりもした。
この街の人との相性がよかったこともあり、ぼくたちは予定よりも2日ほど長くこの街に滞在した(個人的にはあと2日ほど滞在したかったほど)。
【添乗員の怠慢?】
中東欧で最大とも言われるフリーマーケット、エチェリに行った帰りの話。
フリーマーケットでの買い物を終えて(ぼくは相変わらず買い物せず)、バスに乗り込むと数人の日本人観光客が同じバスに乗り込んできた。
どうやら彼ら、バスの乗り方がわからないらしい。
Budapestでは事前にバスやメトロの乗車券はキオスクなどで買っておき、乗車のたびにバス・メトロの入り口に設置された改札に通さないといけない。
彼らはそういった仕組みも知らず、「あれ、お金払うとこないなぁ(←またも関西弁!)。ま、ええか。ばれへんやろ」と大声で。
「ええわけないやん!」とぼくと妻は心の中で叫ぶ。
彼ら、ツアーに参加した観光客で自由時間を使ってエチェリへやってきたらしい。
当然、添乗員は同行していない。
ぼくはツアーに参加して海外旅行をしたことないので、どのような仕組みで旅をしているかについては知らないけれども、すくなくとも上記のような「ま、ええか」というようなことをなくすよう添乗員・旅行代理店は努めるべきだと思う。
たとえば、自由行動で利用するような情報(バスの乗り方など)を詰め込んだパンフレットというように。
件の日本人観光客、幸い検札に合わず罰金を取られることはなかったけれども、もしも罰金を取られようものなら「添乗員が教えてくれへんからやんかぁ」と言いかねない雰囲気だったし、彼ら自身もせっかくの楽しい旅行がトーンダウンしてしまいかねない。
パンフレットなんてものは一度作ってしまえばコピーするだけなので、ぜひとも用意してあげてほしい。
【場所がわかりにくいRed Bus Hostel】
Budapestの駅に着いて、Red Bus Hostelを目指した。
観光するには最高の立地にある。
だが、大きな看板が出ているわけでもなくさらにHostelの入っている建物に足を踏み入れてもどこが入り口かわかりにくかった。
お陰で、間違って同じ建物に住む人の住居のドアを開けてしまうことに…。
14 Semmelweis Utca Budapest V.
Tel/Fax: +36(06)1-266 0136
キッチンあり
インターネット有料(日本語入力不明)
宿泊費:3,000Forint(ドミトリー・朝食つき) 7,900Forint(ダブル・朝食つき)
hostel budapest
【展覧会の写真】
BudapestにもCasino
casino budapest
Budapest市内にもCasinoが乱立。
ここも流行っていない。
Budapestの地下鉄
metro budapest
Londonの地下鉄の次に歴史の深いBudapestの地下鉄。
地下深くを走っており、そのためかエスカレーターは異様に早かった。
ドナウ川を臨むKonika Minolta
konika minolta
BudapestでもYogaの広告
yoga budapest
Fruit Soup
fruit soup
Hungary料理の1つ、Fruit Soup。
夏限定らしいけれども、ぼくが足を運んだレストランでは出していた。
Soupよりもジュースといったほうが近しい。
ぼくは好きではない。


コメントを残す