札束飛び交うサッカー界 【Football Business1回目】


ワールドカップイヤーの今年、「サッカー」に大きな注目が集まっている。
けれども、一言断っておくと、「ワールドカップ」は当然ながら、その注目度が高いのはむしろピッチの外、すなわち「サッカーを巡るビジネス」なのではないかと最近感じている。
そこで、ワールドカップまであと50日ばかりとなった今、今後何回かに分けて「サッカーとビジネス」というテーマに焦点を当てて資料を整理してみようかと思う。
まず1回目(最終的に何回まで続くかは未定)は、最近のサッカー界を巡る大きなお金の流れについて。
4/19のニュースで、中東の航空会社EmiratesFIFAの公式スポンサー契約を2007年からの7年間で1億9500万ドル(約230億円)もの額の契約を締結したと発表されている。
EmiratesはプレミアリーグのChelseaのユニフォームスポンサー契約を昨シーズンまで結んでいたという実績、来シーズンからオープンするであろうこれまたプレミアリーグのArsenalの本拠地のネーミングライツを締結したなどサッカーという媒体を通じたマーケティングを積極的に展開している企業でもある。
FIFAの公式スポンサーに関する動きでは、つい先日、クレジットカード会社VISAが2007年からの8年間で推定で最高2億ポンド(約418億円)規模もの契約を締結したというニュースも発表されている。
ちなみに、FIFAの公式スポンサーについている日本企業といえばソニーであり、2007年からの8年間で約330億円もの契約を締結している。
4/12のスポニチの記事によると

、「具体的な額は不明だが、スポンサー契約料はドイツ大会が8億5000万スイスフラン(約770億円)で、南アフリカ大会は10億スイスフラン(約910億円)に達しているとみられる。」

と伝えられており、サッカーを巡り飛び交う札束はとどまるところを知らない勢いを見せている。
札束が飛び交うサッカー界ではあるが、BRICs諸国の発展など(Bは言わずと知れた知れたサッカー先進国ブラジル)によりスポンサー契約によって露出を高めるメリットが企業側にとってまだまだ大きく残されているため、今後も多額のマネーが飛び交うことだろう。
次回は、札束の出所(でどころ)が新興国の発展によって変わりつつある点について触れてみる予定。


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