最近のTVCMに対する素朴な感想

テレビを観る人の割合が減っているといわれる社会であるけれども、相変わらずぼくはテレビを観続けている。
家に帰ってきたら、テレビのスイッチをすぐにオン。
消灯するまでテレビからは音と映像が飛び込んでくる。
そんなテレビ好きっ子のぼくにとって、最近のCMで気になることが2つある。
1つ目。
同じようなCMが連荘(れんちゃん)で放映されることが多い。
頭の中に擦り付けよう、30秒枠を1つ購入するよりも15秒枠を2つ購入して消費者にイメージを染み込ませたほうがよいと思っているからかどうかはわからないけれども、最近はやたらこのパターン(例えば、SoftbankやauのCM)が多い。
はっきりいってクドイ。
2つ目。
家電メーカーのCMタレントの人選がどうもいまいちググッとこない。
松下は浜崎あゆみ、小雪。
シャープは吉永小百合。
日立は黒木瞳。
東芝は松井秀喜、国仲涼子。
三菱は宮里藍、菊池桃子。
三洋は有名タレントは使っていない。
家電メーカーではないものの、富士通もどこかググっと来ない。
安心感や信頼性、親近感を訴求するためのタレントだろうけど、どうも技術の高さや性能のよさというものが起用しているタレントからは伝わってこない。
シャープは液晶技術の高さでぼくの中で評価は高まりつつあるのに、吉永小百合を起用しているところがどこか「保守的」な会社との印象を与え、「ハイテク」とか「革新的」という未来志向な面は伝わってこない。
これらはいずれもぼくの感想であり、世間一般では高い評価を受けているものもある(CM DATABANK調べ)。
残念ながら、現状の家電メーカーのCM、ぼくにはググッと来ないなぁ。
なお、ソニーは一時期、ヨン様を起用して「ご乱心か?」と思わせたけれども、最近は可もなく不可もなくといった印象。
CM観てると、企業の姿勢というか求めているイメージがわかるってのが、相変わらず面白い。
CMスキップせずに、(特にマーケターの人は)たまにはゆっくりとCMを観てみるのはいかがでしょう。

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