奇妙な、さもいうとアメリカ社会を反映したFordのTVCM

Fordが、日本人のぼくたちには理解しがたいTVCMを全米で放映している(アメリカでも理解しがたいらしい…)。
まずはTVCMを
アメリカでもこのTVCMは車の宣伝なのかはたまた離婚の宣伝なのかという議論もあるらしい。
FordのこのTVCMに対するメッセージはいったい何なんだろう…?
最後の”BOLD MOVES“というメッセージは何を意味しているんだろう。
直訳すると”大胆な動き”?
う~ん、わからない。
さて、ぼくがマーケティング関連でチェックしているAdAge.comで、父兄が選ぶ良いCM・悪いCM出稿者が発表されている。

良い:家族の温かい雰囲気を出したもの
悪い:暴力や性的描写を含んだもの

悪いCM出稿者にはGM、Toyota、Volkswagen、DaimlerChryslerや日産などの自動車メーカー各社やSprint、Pepsiがランクインしている。
一方の良いCM出稿者はというと、Coca-Cola、そして自動車メーカーの中では今「?」というマークが飛び交っているFordがランクインしている。
さて、今回の奇妙なTVCMのおかげ(?)で、Fordの来年の評価はどうなることやら。
アメリカ社会は離婚が多いとは言われているけれども、さすがにCMで離婚を題材としたTVCMを作るとは恐れ多い(皮肉)。
どうせなら、Fordの車に乗ったらヨリを戻したという面白くもないけど無難なストーリーにでもすればいいのにとCMクリエイターではないぼくは思ってしまう。

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