MBAは本当に必要なんだろうか
昨日、ある集まりに参加してきた。
お互い知った顔なので、話の中心は近況報告といったもので、メンバーの間ではMBAがはやっているらしい。
何人かが、国内の大学が開講しているMBAへ通っていたり、これから通おうかと計画していたりとなかなか向学心旺盛だなぁといった感じだった。
かくいうぼくはというと、「MBAはねぇ…」というスタンスであり、どうしてこのような考えを持っているかというのを少しばかり意見しておいた。
ま、端的に言うなら、MBAをとるだけのお金と時間はぼくが興味のあるものほどは価値がないということ。
要はMBAは取得を目指す人の人生のシナリオにおいて必要かつ価値があるものなのかどうなのかの1点に集中して検討すべきなのでは?といった類の内容だ。
その場では言わなかったけれども、「周りが行っているから、ぼくも通学を検討しなきゃ」という横並びの戦略を持っているようではダメで、そんなのしてもキャリア形成上時間がもったいなく感じるし、周りがMBA保有の社会がやってくるようになればステータスとしての価値はなんらなくなるだろう(習得したノウハウは役立つだろうけど)。
ちょうど、ぼくの父親の世代の人が大卒でそれなりの地位を持っていたけど、今は大学なんて誰でも行く世の中になっているのを考えればわかりやすい?
人生を70年と考えたら準備・通学で3年を費やすのは果たして価値があるのか?
MBAに懐疑的なぼくはことさらこのように考えてしまう。
MBAに通う分のお金・時間があるのなら、ぼくだったら旅をすると集まりでは言っておいたし、周りも妙に納得してた。
※MBAがダメだとかそういう意味ではなく、ぼくの人生を考えたうえでは価値がないという意味なので誤解なきよう。