新しいメッツの球場にもネーミングライツ導入


NYメッツの新しい本拠地にもネーミングライツが導入されるとのこと(NY Timesの記事)。
アメリカでの平均契約年数にあたる20年(35年オプションあり)契約で、単年当たりの金額は約23億円。
日産スタジアム(23.5億円)や福岡Yahoo!Japanドーム(25億円)の契約総額が新しいスタジアムの単年契約額に相当するのも驚きだけれども、それよりもぼくが常に口を酸っぱくして言っている契約期間に注目!
合従連衡の激しいアメリカの金融業界において、スポンサーのCITIが20年後も存続しているのか?という皮肉の声も聞こえてきそうだけれども、NYっ子、メッツファンに本当にCITIの名前が浸透し(今でも十分?)、ロイヤルティが高まるには20年という長い年月が必要との認識の表れだと思う。
20年という長期契約は、ブランドというものが長い年月をかけて築きあがられるという姿勢の最たる事例なのかも。
それに引き換え、日本の事例は契約期間が短く、ブランド価値向上という目的からしてもどうも中途半端な部分が感じられずもいない(この部分については来月発売の産業新潮に掲載予定)。
弊社ではアメリカの4大スポーツのネーミングライツの導入状況について表にまとめて発表しているので、ぜひご覧あれ(全米4大プロスポーツ施設のネーミングライツ導入状況(2006年版))。
メッツの本拠地のスポンサーが決定したところで、リーグは異なるもののライバルと目されるヤンキースの新スタジアムのスポンサーは誰が落札するのか、関心を持たざるを得ない。
CITIのライバルというと誰なんだろう。
NYで考えるとCHASEなのかもしれないけれども、CHASEはBank Oneを買収したことに伴いBank Oneが契約を結んでいたArizona Diamondbacksの本拠地のネーミングライツ契約を引き継いでいるのでなさそうな…。
それとも、NYヤンキースというグローバルな知名度を活用しようと、BRICs辺りの新興国企業が契約?
ヨーロッパのフットボール界を席巻しているロシアマネー?
ボストンのRitzを買収してじわじわとアメリカ市場に進出しているインドのTATA?
北京オリンピックを機に一気に世界進出をもくろむ中国企業?
2014年のワールドカップ開催をもくろみ世界での知名度を上げたいブラジル企業?
あながち、なくはない気も。
スポーツの世界はますますマネーがうずまく世界へ。
※当ブログのタイトルおよびロゴを変更しました


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