納豆ダイエットから伺える最近のお買い物事情

先日、「発掘!あるある大辞典」で納豆ダイエットが紹介された。
納豆を次の3つのルールに従って食べるとダイエット効果があるのだとかで、我が家でも早速ルールに従って食べているところ。
ちなみに、3つのルールとは次のとおり。
1.1日2パック食べること
2.朝と晩にわけて食べること
3.食べる20分前に開封してよくかき混ぜておくこと
朝が弱い人にとってはルール3.が継続できるか否かのカギなのでは?
それはさておき、妻の話によると、近所のスーパーでも「あるある」を観て触発されてか納豆の売れ行きはすこぶる好調らしい。
ただ、納豆とひとえにいってもピンキリで、どちらかというと高級なものから売れていっているらしい。
スーパーで納豆を手に取る奥様方には、高級なほうがダイエット効果が高いという意識が強いんだろうか。
でも、実際は成分表示を見てみると、高級だろうがそうでなかろうが成分(ダイエット効果が高いと言われる「イソフラボン」)には大差がないのなら直接的なダイエット効果は変わらないわけで、高級納豆を手にした人は、「高級納豆ならもっとダイエットできる!」という期待にお金を払ったとも言える。
1日に2パックを食べ続けないといけないと言う納豆ダイエット(3人家族なら1日に6パック!)、消費者に継続して買ってもらいたいメーカー・店にとっては爆発的に需要が増えるも来週の「あるある」で新たなネタが紹介されて「納豆ダイエット」の熱が冷めるのはなんとも避けたいところ。
ならば、ここは安い納豆でもダイエット効果は大して変わらないと言って(実証は必要ですぞ)、長~く納豆ブームが続くようにするという観点も必要でしょう。
高級納豆をずっと買い続けるというのは、消費者にとってはボディブローのように家計を脅かしそうで…。
いやはや、使うところにはお金を使うんですね。
いくらぐらいのものであれば高級品から売れていく、どのような効能をうたえば高級品から売れていくというものを示すデータってあったら面白そうだし、富裕層でない富裕層になりたい人たちの掘り起しができそうだと思うんだが…。

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