ネットがリアルタイムをウリにするなら、雑誌はどこで勝負するか?


久しぶりにビジネス誌を買った。
ビジネス誌は目を通すものの、このところは買うことがなかった。
なぜか?
特集と言いながらも分量は少なく、立ち読みで済むケースが多いから。
でも、このところの「週刊東洋経済」は違う。
特集は特集らしく実に骨太な内容で迫ってくる。
最新号は「世界で一番信頼できるエアライン(タイトルと内容がミスマッチ…)」。
この特集だけで実に約50ページも割かれてる。
これじゃ、立ち読みで済ますことができず、書店で購入して家でじっくり読まざるをえない。
ネットが浸透する社会で雑誌が生き残るべき道に誘われた形だ。
つまり、ネットがリアルタイムでポンポンと情報を(中身が薄くても大きな問題でない)流す時代に、雑誌というメディアが求めるべき差別化、すなわち記事の質の向上(=緻密な調査・分析)が行われた形だ。
ぼくはかねてから最近の雑誌には不満が溜まっていた。
特集と言いながらも中身が薄いものがあまりにも多いからだ(特集といいながら10ページもないものだってザラ)。
だから、大半は立ち読みで済んでしまっていたし、もっと言えば10ページ程度の中身ではインターネットで既に入手している情報とは大した違いはない。
雑誌はとにかく買わせてナンボ。
最近、安易に広告収入に頼る雑誌が多く、ついつい「これはカタログか?」と突っ込みたくなるものも多い。
ただ、広告収入に関しても結局は雑誌を買ってくれる人がいなければつかないもの、頭から広告収入に頼りすぎるビジネスモデルというのは危険極まりないし、雑誌人としての誇りはどうした?といいたくなってしまう。
たまにチェックしている雑誌「Courrier」もいままでは隔週発売だったものを毎月発売への発売頻度を下げて記事のディープさへより磨きをかけるらしい。
骨太で買わせる雑誌、どんどん生まれてください & カタログは消えてください。
【おまけ】
ちょっと古いけれども、弊社で発売しているインドの航空事情をまとめた有料レポート。
こちらもかなり骨太なので興味のある方はゼヒ。
インド経済を牽引する航空業界 -巨象(インド)の空をめぐるバトルロワイヤル-


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