お客が集まる店とそうでない店


近所の自転車屋。
前の職場で結婚祝いにもらった自転車(!)のブレーキの調子が芳しくないので、近所の自転車屋に修理に持っていった。
ブレーキの遊びが少々少なく大満足とは言えないものの、少なくとも安全面での不安を解消するレベルで手元に帰ってきた。
自転車を手渡すと無表情・無言で店内へ。
近所の靴修理屋。
革靴が傷んで修理が必要になったので、持って行った。
オーダーした部分がきちんと修復されて戻ってきた。
リクエストしていないにも関わらず、靴も幾分きれいになって戻ってきた。
靴を手渡すと元気よく「ありがとうございました!」。
前者ではリクエストした内容だけに応えて手元に無言で返し、後者ではリクエスト+αのサービスを提供し挨拶をきちんとする。
立地・サービス内容については幾分違いはあれど、後者の方が言うまでもなく客は多い。
もし前者が靴屋を経営したとしても、今の靴屋と同じだけの客が来るとは思えない。
挨拶はしないよりもするほうがよいに越したことはない。
+αのサービスはあればよいけれども、店の負担にならない範囲で良いと思う。
決して有償に値するようなサービスをしろとは言わない。
過剰なサービスをすると、小さな店舗にとっては却って負担が大きくなり、長期的には悪影響が及びそうだし。
ささっと靴を拭いて返すとか、タイヤの空気チェックをして必要なら最適な分量の空気を補充する程度でも十分だと思う。
当たり前だけど、この+αができるかどうか繁盛店になるかそうでないかの違いなのでは。
さびれた商店街にある自転車屋を見てふと思ったし、(人の入れ替わりの激しい都会)商店街の再生のカギもそこにあるような。


masayafukumoto