先月、自宅を引越しした。
ちなみに東京都の賃貸物件。
一般的に、退去すると大家に払っていた敷金は必要なクリーニング代を差し引いて返ってくる仕組みになっている。
実はこの敷金の返還を巡って少々揉めてる。
東京都の条例を超える部分にまで修繕を大家が求めていることと、大家が出した見積もりがボッていること。
この2点について、ぼくを代理して不動産が交渉してくれている。
入居したときに大家に修繕を求めたにもかかわらず対応しなかったカーテンレールについても、今回は請求しているわけで、この部分は明らかに変な話。
断固として支払い拒否。
さて、こんなにも問題が出ているにも関わらず、全くお金にもならずに動いている不動産屋に感謝する（本当にありがとう！）と共に、このような問題が生じたときにすんなり解決できる仕組みはないものかと考えてみた。
で、敷金制度というのを廃止するのはどうだろう。
敷金ではなく保証金というカタチで大家に払い、退去時は全額入居者に返還するようにする。
で、クリーニングなどについては必要箇所を入居者と貸主が双方で確認し、あとは入居者が自ら業者を選定して見積もりを出させて補修工事を行うというカタチに。
※今回の件については、退去時に大家が立ち会わないことにも落ち度があると思うんだけどどうだろう。
これだったら、大家側が少しでも多く敷金をポケットに入れようとして業者と結託してボルことは防げる。
大家が不動産屋とも組んで（一部を不動産屋にキックバックするとか）入居者に多額のクリーニング代を請求するようなケースだって考えられなくもない。
京都で契約更新料を取ることは違法との判決が出るなど、従来の不動産の仕組みへの変化に対する動きが加速してきた。
今後の仕組み如何によって、賃貸か持ち家かの世間の判断にも影響を与えるはず。