次世代三種の神器はなに?

次世代三種の神器はなにか?というのを中島聡さんが投げかけている。
まず、時代別の三種の神器は何か?と疑問を抱き、wikiで調べてみた。

○1950年代後半
  白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫
○高度成長期(1960年代半ば)
  カラーテレビ・クーラー・自動車
○冷戦後
デジタル三種の神器
  デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型テレビ
キッチン三種の神器
  食器洗い機・IHクッキングヒーター・生ゴミ処理機
下流社会の三種の神器
  パソコン・携帯電話・プレイステーション

時代を経るごとに消費者に与える「憧れ感」と「必要度」が薄れてきているような。
洗濯機とか冷蔵庫は生活していくうえで必要で、だからこそ消費を喚起できたけど、近年のDVDレコーダーやプレイステーションなんて別にあってもなくてもどうでもいいし、買おうと思えばたいていの人は買える金額設定のもの。
ローンを組んでまで買うというのは少ないだろう。
そこで、三種の神器として何がやってくる?と考えるにあたって、次のような条件を設定してみた。
条件設定しないと、ぼくの場合は「どこでもドア」などドラえもんのポケットの中身みたいになりそうなので。
条件1:社会の流れから必要度が見込まれるもの
条件2:多少の努力を払わないと購入できない金額であること(現金一括では買えないくらい)
条件3:既存技術の範囲で考えられうるもの
条件4:家電・情報機器などに限定しないこと(限定してしまうと個人的にアイデアを3つも挙げられない!)
上記条件から浮かんだのが下記の三種。
★介護ロボット
外国人看護婦や介護ストレスなど色々と課題の多い医療・介護業界にオススメ。
自宅に介護ロボットがいて世話をしてくれるのであれば、在宅医療はさらに浸透するかも?
★完全オートクルーズ対応自動車
ナイトライダーなみの車が登場すれば、枯葉マークのドライバーでも安心。
間違ってもアクセルとブレーキの踏み間違いは起こらないはず。
★パワースーツ
筋力低下や関節の問題などを抱えた人でも着ることで、健常者同様の動きが実現。
着ていることがばれないくらいの薄さが欲しい。
いずれも高齢化社会に対応し、かつ人工知能を備えた製品。
平均寿命が伸びる中で、いかに人が安全で楽しく暮らせるかという視点も混ぜて挙げてみた。
中島さんのブログにコメントを書き込んでいる人とはちょっとテイストが違うけど、ま、ぼくが考えるのはこんなところで。

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