本田圭佑の移籍を巡って極めて勝手に書いてみる

先のワールドカップでの活躍により、一躍世界の注目を集めるようになった(サッカーファンの間であれば、ワールドカップの前に行われたChampions Leagueで実力は証明済みだけど)本田圭佑の移籍先を巡って様々な情報が錯綜している。
プレミア、リーガ、セリエの各上位チームからのラブコールが届いていて、移籍先の最有力なのがロナウジーニョがいることでも知られるA.C.Milan
Goal.com(国際版)によると、本田が現在所属しているCSKAMoskvaとMilanで合意に近づきつつある模様(記事)。
記事の中で、本田のスパイクの製造を手掛けているミズノの担当者が取材に応じているのが興味深い(コメントはいかにも的なもので興味深さに欠けるが)。

Mizuno marketing director Masatoshi Yamaguchi told Goal.com
“Italy is a key market for Mizuno football. We have a strong position with many Calcio fans. I think Milan are a fantastic team, but it must be made clear that Honda’s future is down to him.
“We must not forget that CSKA Moscow got to the quarter finals of the Champions League and they are a strong team in Europe.
“Honda has shown he can play at the highest levels at club and national level. I think he can play at the levels he desires.”

サプライヤーの担当者までもがコメントを求められることからも、いかに本田の移籍市場での注目度が高いかがわかるだろう。
MilanのユニフォームスポンサーのEmirates航空も本田の獲得を後押ししているようだということも付け加えておきたい。
確かに、本田がMilanに移籍することで、イタリア市場でのミズノの売上は大いに期待されるはずだろう。
もちろん、MilanがChampions Leagueに出るようであれば、CSKAで出場する以上に本田へ注目が集まるためミズノへの貢献度は極めて大きくなるものと期待できるのは容易だ。
といえども、本田自身がReal Madridの10番を背負うことが最終的な目標と言っているのであれば、その目標を達成するためにMilanが良い選択肢なのかどうかは十分吟味する必要があるだろうが、カカーがMilanからRealに移籍した過去があるように両チームの関係が良好であることも本田にとってMilanが移籍先として理想的なのでは?
もっとも、Milanはロナウジーニョやセードルフなど実績では叶わないながらも峠を過ぎた選手が目下の競争相手であることを考えれば、本田が出場する可能性は十分に考えられうるし、かつて中田がイタリアで輝いたような活躍を見せられたら、イタリアのカルチョに愛される選手に必ずやなれるはず。
チームの格があって、出場の可能性が高いという点ではMilan以上に望ましいのはないのでは?
参考までにMilanとMilanについで移籍先としての可能性の高いArsenalの選手のポジション(本田が担うFW/MFに限定)・年齢別分布をまとめてみた。
ミラン年齢・ポジション別選手数
アーセナル年齢・ポジション別選手数
両チームの年齢構成の違い、そしていかにMilanの高齢化が進んでいるかが一目瞭然のはず。
本田がどこに移籍するか。
間違っても、ユニフォームスポンサーがToyotaのValenciaやFiorentinaに本田が移籍するというジョークだけは避けて欲しい。
久々にblogを更新したと思えば、趣味ネタで申し訳ないです。

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