不動産を購入するリスクはますます増大

ぼくは賃貸派だ。
そもそも転職回数が多い、頭金が払えないなどの理由から、持ち家派になりたくてもなれない。
とはいえ、たとえ家を買える条件が揃っていたとしても、昨今・そして将来の不動産事情を考えるととてもじゃないけど買う勇気が持てない。

ぼくの自宅の向かいに建つ(100m弱離れている)マンションで連日連夜起こる出来事を目耳にしているととてもじゃないけど買えない。

それは、連日連夜、大音量で音楽をかけていること。
100m弱離れたぼくのマンションでもその音楽は聞こえてくるのだから、同じマンションに住んでいる人はどう感じているのだろうか。

連日連夜、大音量が流れているのだから、近所から苦情が出るはずだが、一向に改善されない。
それは例えばものすごく怖い人が住んでいるからなんだろうかと、勝手な想像をしてしまう。

高いお金を出して家を買ったとしても、近隣に大迷惑な人が住んでたら救われない。
家を売却して引っ越し?
こっちは大損を喰らうだけで、迷惑をかけまくる人はどこ吹く風。

今後、都心を中心に、住む人の国籍は多様化していく(とあるマンションでは外国人との価値観の違いから問題が発生しているのだとか)ことが予想され、
そうなれば家を買ったとしても周りが原因で住みにくくなっていくことだって十分考えられる。

ま、そんなことを考えてたらやっぱり賃貸派のほうが当面は良さそうだと思わずにはいられない。
長期的な視点にたてば、不動産価格は下落することが予想されることだし。

ちなみにぼくの理想は、還暦を過ぎた頃にキャッシュで家を買うこと。
還暦の頃に買えば死ぬまでその家で住めそうだし、夫婦だけで間に合うサイズの家を買えば良さそうだし。

一方で、万が一ぼくが早く死んでしまった場合、残された家族の住まいの問題が大きく立ちはだかることが予想される。
家をローンで購入してローン支払い中にぼくが死んでしまってもローンの残りの支払いは免除される保険に入っておけば、とりあえず家族は家の問題で困ることはない。

いやはや、不動産を購入するリスクは大きいものの、持たないリスクも見逃せないわけで、こういったはっきりと答えが出ない問題だからこそ、
賃貸派と持ち家派の論争が続くわけですな。

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