20年前の今頃、初めての海外放浪を体験中

大学2年生だった20年前の今。

ぼくはアメリカを約1.5ヶ月かけてブラブラした。

なんとなくアメリカを知ってみたかったこと(メジャーリーグやライブを観たかった)と、大学生活がぼくには合わなくて居場所を見つけられずにいたということがぼくを一人旅に駆り立てた。

親にも相談せずに勝手にHISの新宿本社まで航空券を買いに行ったのを覚えている(親には出発の数日前に旅に出ることを伝えた)。
HISではニューヨークin、サンフランシスコoutの航空券とグレイハウンドの30日乗り放題チケットをお買い上げ。

JFKに着いて、地球の歩き方に載っていたホステルに電話をかけ宿を確保(今のようにインターネットで事前予約はできない)。
ポートオーソリティ(今では信じがたいかもしれないけれども、当時は覗き小屋などいかがわしい店が沢山!)まで空港バスに揺られ、ホステルへ。
ポートオーソリティのバスターミナルそばのホステルで、汚い長屋の2階か3階に2段ベッドがででーんと並べられていて、そこに男女相部屋で押し込まれていた。
ぼくに与えられたスペースは2段ベッドの上で、ベッド同士がくっつけられていて、隣がアジア系の女の子だった記憶がある。
寝返りをすれば肌が触れ合うような距離。
妙な感覚にばかり襲われていた(ちなみに、10年前にニューヨークへ行った時に件のホステルがあるか確認に行ったらどうやらなくなっていた)。

ニューヨークからロスまではバスに揺られるルートを事前に決め、親には何日にどこに泊まるということはメモに残してきたものの、途中で出会った旅人からの情報で急遽ルートを変える(マウントラッシュモアやデビルズタワーを見るためだけにエルパソから一気にラピッドシティへ!)など気ままな旅の醍醐味を堪能したのも20年前の旅だった。

ぼくのその後の人格形成に大きな影響を残している10代最後の一人旅。

20年前の8/13はどこで何をしていたんだろうか。
実家には当時の日記が残されている。
もし実家に行くことがあれば、当時の日記を掘り起こしてきたい。

30代最後のぼくの夏休みには、3人で台湾へ。
ぼくの人生にどのようなインパクトを与えてくれるか楽しみ!

コメントする