都心の駐車場はいったいいつまで増え続けるのか、そしてその先はどのように土地活用?

今日も街歩き。

久々に麻布十番とか三田とかを散歩して感じたのが、小さなスペースに駐車場がたくさんできたこと。
これって別にこれら界隈の話ではなく、都心であればどこでも見られる現象であって、普段何気なく同じ行動範囲の中で歩いていると気づきにくいことなのかも。

ちょっと気になたので都心の駐車場の実態について東京都のデータ(四輪車に限定)を調べて下の表の通りまとめてみた(データは少々古い)。

駐車場数 収容台数 駐車場あたりの収容台数
平成21年 15,819箇所 294,028台 18.59台
平成24年 18,798箇所 320,234台 17.04台

出所:平成21年度 東京都路外時間貸駐車場実態調査 報告書
平成24年度 東京都路外時間貸駐車場実態調査 報告書より加工

確かに調査対象の間で駐車場数・収容台数ともに増加している。
そして、駐車場あたりの収容台数が下がってる(狭い駐車場が増えていることが言える)。

ぼくの肌感覚では、直近だとさらに駐車場は増えていると思われる。
路上駐車の取締が厳しくなり、配送業者が路上に駐車することが難しくなったことや、老化したビル(狭小土地が概して多い)を取り壊した土地の活用手法として駐車場に人気が集まったことがここまで駐車場の増加を後押しした要因なんだろう。
果たしていつまで増え続けるんだろうか。

一方で、いずれはこの駐車場の増加も頭打ちになるんじゃないかなぁとも思える。
それは、都心の移動はますます鉄道を中心に便利になっていく、クルマ離れ、さらには人口がさらに都心に集中することで郊外からわざわざ車に乗って都心にやってくる人が減る、配達手段としてドローンが使用される(電線、そして集合住宅の多い都心では非現実的?)など理由はいくつか。

もし、駐車場の需要が減退したとき、新たな土地活用はどのような形のものになるんだろうか。

狭小でビルを建てるほどの面積も無く、大規模な工事をする資金もないのであれば、いっそのこと都心のど真ん中に一軒家がぽつりぽつりと建つ日がやってくるのかもしれない。
大規模マンショの修繕などで外国人入居者と揉めるのを嫌うくらいなら、いっそのこと一戸建てを建てたほうが色んな意味で健全なのでは?

ビルの谷間にぽつりぽつりと一軒家が建ち、老朽化したビルを建て壊した跡地に庭付き住居が建ち並ぶという東京の光景が22世紀にはやってくるかも?

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