母親の付き合いとチビの付き合いの微妙な温度感に、父親としてどう対処すべきか

我が家のもうすぐ3歳になるチビ。

明日は近所の友だちの家に遊びに行く。
でも、大して嬉しくなさそう。
妻がいないところでぼくには「◯◯君のところに行きたくない。お家でプラレールしたい」という有様。

普段は誰かが遊びにきたり、どこかへ遊びに行くのであればすごく楽しみにして数日前からしつこいくらいに「楽しみだね」を連呼してくるのだから、チビなりの偽らざる気持ちなんだろう。

もともと同じマンションだったよしみで始まった付き合いなだけで、それ以上の深いつながりがあるわけでもない。
当の本人たちも特段馬が合うようでもなく、保育園で顔を合わせても声を掛け合うのでもなく、極めて淡白な付き合いの様子。

とはいえ、母親の立場としては「いやぁ、うちの子があまり楽しみにしているわけでなくむしろ『行きたくない』と言っているのでおじゃまするのを遠慮させてもらいますわ」と言い難いのか、
妻はチビを連れて遊びに行く様子。

かくいうぼくも、子供のころに同じような体験があって、子供ながらに心理的な負担は何気にあった。
母親の短大の時の同級生のつながりで、そこの子どもと無理やり遊ばさせられて、それはそれはつまらなかった。
とはいえ、子供であるぼくが嫌と言って免除されるとは到底思えず、しぶしぶ付いて行っていた。
その他にも色々と親の付き合いを優先に、子供であるぼくらがしぶしぶそれに付き合うというのが中学生くらいまで続いた。

そんなぼくの苦い思いがあるだけに、もうすぐ3歳のチビにも人間関係での変な負担を軽減させてあげるべきか、それとも世の中をくぐり抜けていくためには時として馬が合わなくてもなんともやっていくことが必要だと教えるべきなのか、父親としてなんとも悩ましい。

明日、「遊びに行って楽しかったぁ」と満面の笑顔で帰宅したのであれば、単なる杞憂に終わるのにな。

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