塩野七生もテルマエ・ロマエもびっくり!オエッとさせられる古代ローマ人にまつわる不潔エピソード

Marissa Meyer(さすがにお疲れのようで美貌が…)率いるYahoo.comのトップページでリンクが紹介されていたのが”10 Truly Disgusting Facts About Ancient Roman Life“。

訳して、「古代ローマ人にまつわる10のオエッとさせられる事実」。

お下劣好き、古代ローマ好き、テルマエ・ロマエ好きにはタマラナイ(?)ネタ満載かもしれないので、
10の事実をカウントダウン形式で紹介する。

10位:People Washed Their Mouths Out With Urine

訳して、「民はおしっこでお口をくちゅくちゅ」。
なんでも、古代ローマ時代、おしっこは大きな商売のネタだったらしく、おしっこを介したビジネスには特別に課税されていたのだとか!
おしっこを回収するだけで生計を立てる人もおり、彼らは家々をめぐってはおしっこを分けてもらっていた。

9位:You Shared a Sponge After Pooping

訳して、「うんちをした後にお尻を拭くスポンジはシェアしましょう」。
ローマには公衆トイレそして下水設備が整備されていたものの、ほとんど掃除されなかったことなどからローマ人の間でトイレが普及することもなく、その偉大なるイノベーションは随分と長い間闇の中に葬り去られることとなった。
で、訳したようにウンチをした後にお尻を拭くためにスポンジがシェアされ、最悪なことにそのスポンジは決して綺麗にされることなく汚いままだった(お尻を拭いたらむしろ汚くなりそう)。

8位:Toilets Regularly Exploded

訳して、「トイレでは油断するべからず」。
用を足している時、下水に住みつく生き物がトイレの穴から「こんにちは」をして噛み付いてくることがあったり、さらに悪いケースでは下水に溜まったメタンガスが爆発して生命を脅かすことも。
なので、幸運の女神の像をトイレに設置し、用を足す前にお祈りをすることもあったのだとか。

7位:Gladiator Blood Was Used As Medicine

訳して、「グラディエイター(剣闘士)の血はベホイミ効果バツグン(薬として活用)!」。
グラディエイターの血を薬替わり(てんかんの治癒を目的に)に服むのはまだ人道的なほうで、中にはグラディエイターの肝臓を引っこ抜いて生のまま食べる者もいたのだとか。

6位:Women Rubbed Dead Skin Cells Of Gladiators On Their Faces

訳して、「グラディエイターの皮膚は最高の顔パック」。
敗者の血はてんかんの治癒に用いられる一方で、媚薬として用いられたのが勝者の血。
ローマ時代は石鹸が高価だったため、グラディエイターはオイルを身体に塗ってアカスリで垢を落としていた。
削り落とされた皮膚細胞は通常廃棄されていたけれど、一部はボトルに詰められて女性に媚薬として売られたり、時としては顔クリームとして売られていた。

5位:Pompeii Was Filled With Obscene Art

訳して、「ポンペイ(火山で灰の中に埋もれた都市)は中二アートでいっぱい」。
これは説明を割愛。
気になる人は原文を読むか、ポンペイに行ってみよう!

4位:Dangerous Places Had Drawings Of Penises For Good Luck

訳して、「危険地帯はオチンチンマーク書いて厄除け」。
オチンチンの形をした銅のネックレスを身に付けるのが少年の間では一般的だった模様。
単にファッション性を狙ったのではなく、魔除けの意味があったのだとか。

橋にはオチンチンのマークが描かれて魔除けとしての役割を果たしていた。

3位:Romans Hold The First Recorded Mooning

訳して、「初めてお尻ぺんぺんをしたのはローマ人」。
エルサレムの見張りにやってきたローマ軍はおとなしく職務に当たっていたものの、1名が衣装のお尻部分を捲り上げてユダヤ人に向けて殺人級のオナラをぶっ放した。
それに怒ったユダヤ人は当該兵士の懲罰を求め、エルサレムは暴動に巻き込まれることに。
数千年にも渡る侮辱を示すジェスチャーはこうして誕生した。

2位:Romans Vomited So They Could Keep Eating

訳して、「ローマ人が食べ続けられたのはゲロってたから」。
床に吐いてでも食べ続けたのだとか。
気の毒なことに奴隷は主人の口元の唾を吹き続け、もう一人の奴隷は床のゲロを吹き続けていた。

1位:Charioteers Drank An Energy Drink Made Of Goat Dung

訳して、「戦車乗りはヤギのウンチを原料とした栄養ドリンクを愛用してた」。
栄養ドリンク以外に、バンドエイド代わりの塗り薬にもヤギのウンチが使われていた。
ヤギのウンチを飲むのを何よりも愛していたのは、誰であろう皇帝ネロ!

今の世の中であれば「スカトロ皇帝め!」と呼ばれる?

※アイキャッチ画像はExpo Milano 2015から引用

ぼくらの時代であれば「オエッ」となるケースてんこ盛りだったけど、かの時代では当然だったということを踏まえると、現代の習慣も未来からすれば随分キテレツ?

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