テルアビブへひたすらバスに揺られるの巻(10/22)

早朝6時に起きて(日本では考えられないほど健康的な生活!)朝食を摂り、バスターミナルへ。
バックパックを担いで、20分ほど坂を登る。
タクシーでバスターミナルへ向かいたかったのに、さすがに6時だと流しのタクシーはなかった。

バスターミナルに到着。
まだ肌寒い。
バスはどうやら満席にならないと出発しないそうで、
あいにくの土曜日ということもあり集まりがイマイチ。
とはいえ、焦っても仕方ないので読書してのんびり待つ。

国境の町、Aqabaへ向かうマイクロバス
wadi musa

1時間半ほど待ってようやく出発。
アラブ人に囲まれたバスの中、バックパックをもった東洋人が一人。

マイクロバスの中

車窓からつくづくぼくは日本の一般的な40代とは異なる人生なんだなぁと実感。
妻子を残してふらっと中東に旅するんだから。
幸せを噛み締めて、荒涼とした景色を見ながらニヤニヤしてしまった。

どこまでも荒涼としたヨルダンの砂漠

往路と異なり、Aqabaにあっさり到着。
バスを降り、タクシーに乗り換えて国境を目指す。

タクシーの運ちゃんは英語が拙い兄ちゃんだけど、国境まで無事に運んでくれれば特に問題なし。
途中、友達のタクシーと隣同士になり、隣の運ちゃんと携帯でおしゃべり。
ぼくにも電話を渡し、少しだけ会話にもならないようなことを話す。

無事に国境に到着し、ヨルダンを後に(もちろん誓約カードはないので通過早!)。

バイバイ、ヨルダン

イスラエルへ。
手荷物はバックパック含めてチェックされる。
やましいことは一切ないのでどうぞご自由にという感じで荷物チェックが終わるのを待つ。

またお邪魔します、イスラエル

無事イスラエル入国。

タクシーに乗ってバスターミナルへ。
思いのほか早くイスラエルへ到着したので、予約していた14時発のバスを13時の便に変更。

バスターミナル脇の食堂でサンドイッチを食べて出発まで待機。
脇ではアメリカかヨーロッパから旅行にやってきた男5人組がいる。
ああいう集団を見ると、男だけの団体の旅ってどんなんだろうと勝手に想像を働かせながらもぼくには無理だろうなとすぐに結論付ける。

バスターミナル傍で売っていたサンドイッチ

バスに乗り込む。
直前のチケット購入だったため一番うしろの席。

バスに乗って早速USBに携帯を繋いで充電。
死海の手前で内陸地に入る。
坂道を登り標高が上がっていく感覚だけど、
実際は死海地域は標高がマイナスなので標高ゼロに近づいていくのが実態だ。

社内のUSBポート

イスラエル人にとっては、充電ケーブルは常備品。

途中、左前の席のイスラエル人がぼくに声をかけてきてUSBケーブルを貸してくれと言ってくる。
充電はそれなりに溜まっているので貸してあげる。

Tel Avivに着くまでに2度の休憩を挟んだ。
いずれもさびれたドライブインといった趣きだ。
アメリカの南部をグレイハウンドに揺られて立ち寄るドライブインみたいなものだけど、
唯一の違いと言えば人が多く賑やかだということ。
立ち寄ったどのドライブインも賑やかでファストフード店はハンバーガーを求める人で列ができていた。

ドライブインで出発を待つバス

日が落ちると同時くらいにTel Avivのセントラルバスステーションに到着した。
バスを1本前に変更したのは正解だった。
遅かったら、宿につく頃はヘロヘロになっていたことだろう。

ターミナルへ入るためだけにセキュリティチェック。
どこに行くにも、この国はセキュリティチェック。
猜疑心がどこまでも強いのか、それとも日本があまりにも無防備なのか。

セントラルバスステーションは要塞のような作りになっており、
中にはフィリピンかどこか東南アジアからやってきたであろう家政婦のような人が溢れていた。
要塞だからなのか、出口がどこなのかさっぱりわからない(イスラエルの建物は入口・出口がわかりにくいものが多い)。
さすがTel Avivと思わず言わせるように、セントラルバスステーション内にはシェルターが用意されているようだ。

シェルター・マーク

少々迷って出口にたどり着き宿を目指す。
宿の前に着くもここも入り口がわからず。
あとで知ったところの非常口の前でひたすら扉をガチャガチャして建物の周りを見てみたらすごくわかりやすい入り口を発見。
無事にチェックイン。

チェックインして荷物を起き早速散策というか夕食へ。
国境を超えたEilatでサンドイッチを食べたっきりなので食べたい。

Lonely Planetでオススメのピタ屋(Miznon)目指し歩く。
Rothschild通りとあるように、イスラエルならではの通りがメインストリートだ。
寿司屋台もある。

Rothchildのすし屋台

Allenbyをずっと海岸の方へ進み、King George通りを進んでMiznonへ。
さすが人気店、店の外まで客が溢れている。
なんとか英語のメニューにありつき注文。
名前で読んでくれるというので自分の名前を伝える。
ぼくの名前はイスラエルとかだとちょっとした驚きのある言葉に近いので覚えやすい(反応もそれなり)。

ようやくありつくも席が見当たらないので店の外のベンチで食べる。
ちなみに、なんかのお祝いでお酒を1ショットタダでもらえた(お酒の味は残念ながら好みじゃなかった)。

MiznonのPitaサンド
Miznon

食事を済ませ、宿へ戻る。
Tel Avivの街中には、am/pmが多い。
かつて日本にあったのと同じ系列かどうかはわからない。

am/pm
ampm

これまでの他のイスラエルの都市と異なり、Tel Avivにはホームレスがチラホラいる。
地方から流れてきた人かまでは定かでないけど、
都市化に伴う弊害を見た気がした。

宿ではプレミアリーグが上映されていたので、携帯をいじりながら観戦した。
壁にプロジェクターを投影して上映されるので大迫力。
ドミならではの楽しみ方だ。

今日もダラダラして過ごして寝る。

Abraham Hostel
Abraham hostel

Abraham hostel

21 Levontin St, Tel Aviv, Israel.
¥2,412/泊(6人部屋)
朝食無料
バスタオル無料貸し出し

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