Prahaからバスに乗ってWienへやってきた。
Prahaのバスターミナルを出て、20分ほど南へ向かうと道路沿いにはMicrosoftをはじめとした多くの外資系企業が集積している地域がある。
Prahaの新市街には外資系コンサルティング会社や会計事務所が進出しており、多くの外資系企業が入居したビルを見るといかにこの国が多くの投資を招いているのかが伺える。
バスはさらにWien目指して南に進むと次第に雪が降りしきり、辺りは白銀の雪原へと変化し、オーストリアをはじめとした近隣諸国へ物資を運ぶトレーラー、トラックが高速道路を徐行運転するものだから、ぼくたちは大渋滞に巻き込まれてしまった。
この渋滞によってWienへの到着は予定よりも随分と遅れてしまった。
WienへはHundert Wasserの建築物を見学するために訪れた。
そして、オーストリアはUyuniで出会ったHarryの母国だ。
【Wasser】
親日家でもあるWasser(日本名は「百水」)の建築物は九州でも見られるらしいが、本場Wienのごみ処理場などをぜひとも見学してみようと足を運んだ。
Wasserの建築物を一言で表すなら、「とにかく曲線。直線禁止」。
彼は直線を用いることを一切好まず、床をはじめあらゆる部分に曲線を取り入れた建造物を建てた。
訪れてみて、あまり彼の作品は好きになれなかった。
どこがぼくのツボを抑えなかったのかはわからないが、これは感覚の問題なので仕方ない。
集合住宅はWienの中心街にありアクセスが便利ということで多くの観光客でにぎわっていたものの、少々地下鉄に揺られないとたどり着けないごみ処理場は観光客がゼロだったのがいささか残念だった。
というのも、あまり彼の作品が好きでないぼくではあるものの、ごみ処理場のほうが見ごたえがあったから。
見学していると雪が降ってきて、あまりにも寒すぎたのが一番の印象だというのが、いかにぼくの心に彼の作品が入り込んでこなかったかを示す証だ。
集合住宅
今も彼の作品に人が住んでいる
ごみ処理場
【今度はイイ宿にたどり着いた!】
Wienの宿に関してはほとんど検討せずに辿り着いてしまった。
次の目的地Budapestへの移動を考えると、鉄道駅に近いのがいいなと思いその近辺をリストアップ。
そして中から、Munchenでも雰囲気が良さそうだったWombat(ここは系列)へ部屋が空いているかを訊きに重い荷物を担いで移動。
人気があるのか、あいにく満室だったようで再びぼくたちは重い荷物を担いで宿探しに。
Wombatから近いHostel Ruthensteinerへ。
幸い、空室があるとのことでチェックイン。
宿はこぢんまりとしていて泊まっている人も落ち着いている。
決してギャーギャー騒ぐわけでもなく、思い思いの楽しみ方をしている。
部屋も清潔だった。
残念なのはシャワーの水がボタンを押して一定時間経つと止まる式のもので、その間隔が短いことから片手でボタンを連射しながらもう一方の手で洗わないといけないといったところ。
シャワーの不便さを差し引いても、よい宿だったと思う。
Hostel Ruthensteiner, Robertlinggasse 24
http://www.hostelrthensteiner.com
キッチン・バーあり
インターネット有料(日本語入力不明)
宿泊費:42ユーロ(ダブル)
夏はテラスも開放
部屋からの眺め
【展覧会の写真】
ポップなシルバーシートマーク
海外を旅行していて感じるのはイラストでの表現がウマイこと。
これもその作品の1つ。
色使いがポップで押し付けがましくないところがイイ。
WienにもCasinoが
お堅い印象の街、Wienも多くのCasino。
あまり流行っているわけではなく、多くの観光客はCasinoの前を通り過ぎるのみ。
Analog Merrygoround
Wienにある遊園地のメリーゴーラウンドは本物の馬を使っている。
1曲終わるまで、馬がくるくると回る。
原始的だなぁ。
Akerkocke dominates Wien
Berlinで見逃したAkerkockeのギグへ。
ヘッドライナーのMorticianよりも彼らのほうが人気あった。
他に、Red blood throneも出演。