最も脂の乗った名監督Mourinhoの成功の要因

サッカー界で最も注目を集めている監督の1人と言って差し支えない、Jose Mourinho。
本人が唯一認めた自伝を読んでみた。
ジョゼ・モウリーニョ
話は彼がBarcelonaのアシスタントコーチをしていたころから始まり、Chelseaのアブラモビッチ氏と会うところで終わる。
本書の中で最も印象に残った部分、それはサッカーという戦いの場と同時に展開する、Mourinhoの家族に対する愛情に関する描写。
勝利は常に家族と祝い、挿入されている写真には家族と一緒に写るものが多く載せられている。
娘を大切に抱く姿、Champions League決勝戦前夜のかの有名な脅迫事件の中でも家族を気遣う姿。
ぼくは常々、最も身近にいる人を大切にさせられない人には重要な場面でのリーダーシップは発揮できないのではと思っている。
家族を守れない人が、チームのメンバーを守ることができるのか、同じく、家族を大切にできない人が、社員を大切に扱うことができるのか。
Mourinhoの成功の影には、家族を大切にするという心、そしてその大切にするという心がチームへ心血を注ぐことを可能とし(Mourinhoが普段家族を大切にしているために、家族からの理解を得られやすい)、誰もがうらやむ監督としての実績を残すことができているのではないだろうか。
かのMourinho、今シーズンはPremiere Leagueのみしか制することができなかった(連覇!)。
来シーズンこそはChampions Leagueの決勝の舞台に立ってもらいたいと、Chelseaファンは願わずにはいられない。
さて、あなたの会社の経営者、家族を大切にしていますか?

1件のコメント

  1. 『ジョゼ・モウリーニョ』

    シェフチェンコのチェルシー移籍で、バラック、カルーに続いて、プレミアの銀河系とい

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