履修問題でもめる根源は出るよりも入るのが難しいという仕組みに

履修問題が大きく取り上げられているけれども、生徒はもとより教師も被害者のような気がしてならない。
だいたい週5日制を導入したもんだからカリキュラムに無理ができたし、有名校の教師ともなれば進学実績が自分の評価につながるものだから、どうしても重要性が高くない教科に時間をとられたくないという気持はわからなくもない。
そもそも、今回の出来事の根源は卒業よりも入学が難しいという現行の受験制度がいけないのでは?
出るときに全国共通試験を導入して、それに合格できないと卒業を認めないというルールのほうが合理的だし、理解力に差があることを無視して一律に「現代文は○○時間学習しないと単位を与えない」というルールはナンセンスな気がする。
教育のプロセスはどうであれ、全国共通卒業試験に合格させないといけないという教師のハードルが課されたほうが納得感があると思うのだけれどもどうだろう。
それにしても、ぼくが通った高校は大丈夫なんだろうか。
高校のHPを見たところは特に問題はないようで。
現代文の授業、教科書を使いはしたものの1年かけて森鴎外の「舞姫」の研究に費やすと言う変?な授業だったりしたもので、どうも気になる。

1件のコメント

  1. 舞姫(森鴎外)

    11/02 深夜BS放送 郷ひろみの 「舞姫」
     
    映画としての出来は決していいとは思わないが、篠田監督は近年「スパイゾルゲ」とかこの舞姫とか、日本と西洋の接点、映画化には難しい分野に関心を寄せられる。どういう心境の変遷があるのであろうか。
     内

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