Deloitteの"Football Money League"を読み解く(3)

前回前々回に続き3回目。
今回は各チームの各売上構成比率の推移を見てみよう。
football money league 入場料
football money league 放映料
football money league グッズ
football money league 平均
「入場料」収入の比率はというと、過去3年間で売上を落としたManchester Unitedを除いてすべてのチームが下落し、他の収入源への依存度を高めているとのデータが。
では、入場料は軽視し、他に注力すればいいかといえばそうではないことは明らかでどの部分に注力するのが最適かは判断の難しいところ。
「放映料」。
イタリアの2チーム(JuventusとAC Milan)の放映料への依存度が極めて高い。
Juventusの05/06シーズンにおいては収入の約70%を放映料に頼っているというわけ。
「グッズ」では、Real Madridが高い依存度を示している。
最後に5チーム平均推移を示している。
平均と比べて各チームはどのくらい乖離しているのかなどが把握できる。
この図から、毎年の売上構成比は平均するとおおよその傾向がうかがえる。
「放映料」が最も高いという傾向が。
感覚的にだけど、Jリーグとは売上の構成が随分と違うなとの印象が(Jリーグのデータは見てないのであくまでも感覚)。
さて、次はどのような切り口でまとめてみようか…。

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