「持つ者と持たざる者」から「探し当てられる者と探し当てられぬ者」へ

「持つものと持たざる者」や「支配する者と支配される者」というように、人間を大きく2種類に分類する話を耳にすることがある。
確かに今の時代も既述のような分類が成り立っているものの、インターネットの発展によって「探し当てられる者と探し当てられぬ者」という分類こそがますますふさわしくなると思うのだけどどうだろうか。
「知っている」ことが評価されるのではなく、情報は外付けハードディスクという大きなネット空間から必要に応じて引っ張ってきて、脳はいかに情報を効率的に引っ張ってきて加工するかだけに注力するように。
とある学校の入学試験では知識を問うのではなくネットから引っ張ってきた情報をどのように加工するのかというのを評価する取り組みを始めていることがちょっと前に話題になっていたような。
これからは情報を探し求めていくキモチとそのキモチを実現するスキルがますます重要に。
「検索の仕方」という科目が義務教育で導入される時代も近い?
検索をしたことで無駄な出費を抑えられたこともあってこんな問題意識を今更だけど持った。

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