改めてオリンピック開催立候補を取り下げるべきと認識

来年に開催予定のサッカーワールドカップの前哨戦、コンフェデレーションカップが南アフリカで開催中。
昨晩、スペインと地元南アフリカの対戦をテレビで観た。
そして、テレビの画面を通じて改めてタイトルのような認識を持った。
東京のほかに立候補している都市のうち、リオ・デ・ジャネイロはこれまでに大きな国際的スポーツイベントを開催したことがなく、南米大陸そのもので開催されたことすらない。
イベントを生で観戦して喜ぶ南アフリカのファンの顔を見ると、イベント開催の経験の浅い場所で行うことこそスポーツイベント開催の意義があるのでは?との印象を持った。
オリンピックがリオにやってくることで、ファベイラ(スラム)が整理されて治安が良くなればいい。
ブラジルをはじめとした南米の経済発展のきっかけになればいい。
今更東京がオリンピックを開催したところで、既に色々な欲求が満たされたぼくたちが享受するメリットはリオの人たちが享受するものに比べたらちっぽけなものなんじゃないかとも思う。
東京はオリンピック招致から早急に降りて、成熟都市として振る舞うほうがスマートなんじゃないだろうか。
東京のオリンピック招致委員会は8km四方に主要会場をまとめた「エコ」なオリンピックを目指しているとのことだけど、都民のぼくからすれば一部利権関係者の「エゴ」でしかないようにしか映らない。
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