blogにはじまり、twitter、Facebookと個人が情報を発信するツールが多く誕生し、いったいどれをどのように使えばいいんだ?というのがこのところのぼくの悩みだ。
きっと、同じような悩みを持っている人は多いのでは?
面倒になってtwitterのつぶやきをFacebookにも垂れ流している人も多いはず(ぼくもそうしてた)。
ぼくはblogは3つ運営している上にtwitterもアカウントは2つ、さらにFacebookをしてtumblr、Linkedinにまで登録している。
ま、していると言ってもアカウントを取っただけみたいなものが大半だけど。
こんなに色々とあると、はっきりいって混乱してしまうし、結局のところどれもが幽霊アカウントになってしまうのが関の山といったところだろう。
そこで、悩みを解決するために、それぞれのツールの特徴に基づいて役割付をしてみた。
なお、blogは一般的にコミュニケーションツールではあるものの、ぼくにとっては思考の整理の場という位置づけが強いため、使い分けの対象とはしない(ちなみに3つ持っているblogアカウントの使い分け基準は「会社」「プライベート」「その他」)にならず。
それに替りというわけじゃないけど、コミュニケーションツールの王様とも言えるメールはきちんと役割を与えておかないと。
で、整理したのが下の図。
ざっと言えるのは、コミュニケーションの相手との距離感によるのが大きいかな。
整理してみてFacebookのぼくの中での位置づけがある程度みえたのが収穫だ。
普段から付き合いのある友人などは従来通りメール。
メールアドレスの交換をしていないような昔の友だちはFacebook。
これがぼくの分け方。
だから、基本的に普段付き合いのある友人はFacebookに登録されていない。
普段から連絡を取っているような友達からの返事が欲しいような連絡は
既に登録している電話やメールを使うほうがはっきり言って手っ取り早い。
改めてFacebookで連絡を取り合うのは正直面倒(自分の経験とグループで会わず個人的に会うことが多いことから)。
また、twitterについては不特定多数への告知に利用したい。
Facebookも不特定多数への告知に向いているけど、
ユーザー層が比較的偏っているという特徴があるため、
内容に応じて告知ツールとしてのtwitterとFacebookを使い分けると良さそう。
[twitter]:学生や主婦なども含めた幅広い層
[Facebook]:ビジネスパーソン
今、ビジネスシーンではFacebookがすごく注目されているけど、
ぼくのようなフリーランスのような立場であれば、
Linkedinのほうが注目されていくと踏んでいる。
Facebookは「組織」、Linkedinは「個人」ブランドという棲み分けが進められていくと予想している。
なお、Linkedin関連の参考書籍は日本であまり出回っていないので(5月末時点で『LinkedIn人脈活用術 ―仕事のアイデアと情報を引き寄せる』のみ)、このテーマの本を書けばちょっとしたお小遣いは稼げるかも?
※Linkedinは株式上場を先日果たし、上場初値が急騰して注目を集めたことでちょっとした有名に(cnetの記事)。
日本ではまだ馴染みのないtumblrはなかなか面白いツールだと思う。
twitterやFacebookのようなソーシャルメディアではあるものの、
これは一次情報を発信でなくネットで見つけたオモシロ情報(二次情報)を発信するためのものとの色合いが濃い。
もちろん、一時情報を発信する使い方をしても良いが、
一般的には執筆者でなく編集者的な体験が楽しめるものだと言える。
コミュニケーションツールの使い分けに困っている人、まずは自分のコンテンツが何かを見つめ直し、
それぞれのツールの良さを見極めて情報発信をしてみてはいかがでしょう。
※どれが正しい使い分けというのもないし、使い分ける必要すらどうかというので、あくまでも参考レベルで。