病院に行ってMRI検査を受けた。
人生初。
MRI検査機を目の前にし、少々興奮。
ドーナツの穴みたいなところにぼくの体が吸い込まれて体の検査が行われると想像するだけでゾクゾク。
台の上に横になってお腹の上に重しを置かれてヘッドホンを付けさせられて、いざドーナツの穴へ。
ヘッドホンをしないと不快になるほど、バチバチと磁気だか何かが発する音が響き渡る。
テンポが不規則で、下手なリズムセッションが演奏しているような感覚になってとにかく不快。
おまけにドーナツの穴が小さくて、精神的にしんどくなるわ、30分ほども同じ体勢を求められるもんだから寝返りが打ちたくなってそれはそれは結構なしんどさ。
撮影後に画像を医師から見せてもらったら、見事にぼくの体は輪切りにされてる。
色々な角度からぼくの体はスパスパと刻まれている。
まるで、ターセム・シンの「ザ・セル」の馬みたいに。
MRI検査までしたにもかかわらず、大した処置は施しようがないとのことでよかったのか悪かったのか(患者って不思議というか勝手なもんだ、高い金を出して検査をした時ほど深刻な診断結果を期待するもんだから)モヤモヤしながら帰宅。