目覚ましでシャキッと起きてホテルの朝食を食べて(このホテルも朝食込み)いざペトラ。
チケットを購入し、入場。
入場してすぐに馬サービスの担当から声をかけられ、
チケット代に馬サービスが無料で受けられる旨を伝えられるものの、
かつてコロンビアで馬が暴れて落馬をしたことを思い出し断る。
日が昇る前だからかまだ暗く涼しい。
快調に歩を進める。
さすがにすれ違う人はいない。
ずっと下り坂が続くが、冷静に考えると帰りは最後に登りが続くのかと思うと少々ゲンナリ。
岩肌の間から覗く遺跡の姿は美しい。
岩肌から覗くエル・ハズネ
最終目的地のエド・ディルをひたすら目指す。
途中土産物に声をかけられ、紅茶をもらう(これが後で不快に)。
坂を登っているとアラブのばあちゃんに声をかけられ、
もっている荷物を運んでくれ(エド・ディルまで)と言われ、
シュネルの「年寄りは助けないとな」を思いだし運んであげる。
運んであげたお陰で、後ろからぼくの行き先を見張っていたのか、ぼくが道を逸れそうになったら大声で知らせてくれた(運んで良かった!)。
2時間ほどかけてエド・ディル到着。
着いた瞬間、達成感から思わず「ふぁー」と大きなため息をつき、それが向かいのカフェのオヤジに聞こえたようで笑っていた。
カフェでレモネードを頼み、スケッチ(スケッチブックを忘れたのでノートへ)。
何人か登ってくるも、まだまだ混み合わず(朝早くの到着はツアーでなく個人で行く特権)。
エド・ディル前でポーズ
エド・ディルを見たわせる岩にさらに登り、1時間ほどを過ごした後降りる。
ペトラを登るのは辛いという話を聴いていたけど、ヒマラヤトレッキングに比べたら可愛いもの。
大した坂もないし、登りもせいぜい2時間程度。
ヒマラヤのように8時間ぶっ続けでアップダウンを繰り返すの思えば…。
エド・ディルを見下ろしてセルフィー
登りで通り過ぎたお土産屋の前を通る1つ前の店で声をかけられ、
登りのときに紅茶をもらった店の女の人かと思ってマグネットを買ったら、
実は違う人だった。
1つ先の店(紅茶をもらった店)の前を通ったときにそれに気づき(顔の見分けがつかなかった)、
見るだけで立ち去ろうとしたら(実際、登りの時に「下りのときに見てってくれ」と言ったわけで決して「買ってくれ」と言われたわけでない)、
紅茶代を払えと言ってくる。
なんだか騙された気がして気分が良くなかったけど、
JD1(150円相当)で押し問答しても仕方ないので子供に渡してさっさと去った。
下ると人の多さにびっくり。
これからこの人達は炎天下で登るのかと思うと少々得した気分(性格悪い?)。
王家の墓に立ち寄る。
日本人ツアー客の団体に遭遇。
旅行に来て唯一の日本人遭遇。
中国人、韓国人、さらにはタイ人もいるのに日本人がここまでいないとは…。
日本人ツアー客について説明を盗み聞き。
お腹が空いたので、ペトラを後にすべく出口へ(長く続く上り坂を突破)。
ペトラから戻ってきたのが12時前。
ちなみに、
水はたくさん用意することとのアドバイスが「地球の歩き方」にあったけど、
涼しい内のチャレンジであれば2リットルボトル1本で十分かも。
宿に戻り、翌日のイスラエルへの移動に備え、バスターミナルの場所を確認へ。
Wadi Musaへ長い急坂を登る。
少々迷うも(迷ってもそれも散策のうちと割り切る)バスターミナル発見。
時刻表がないので少々心配。
Lonely Planetに載っていた食堂で遅い昼食。
Mansafを食べる。
とにかく現地の食べ物を食べる。
Lambがほろほろで美味しい。
温かいヨーグルトもなんとか飲める。
Mansaf
全ての用事が済んだので、宿に戻る。
途中、古いベンツに乗って大音量でアラブ音楽をかけているドライバーが傍を通りぼくに呼びかけ。
ペトラからWadi Musaに通じる道路はドリフト族のコースなのか?とツッコミが入りそうなほど、
乱暴な運転をしたドライバーが多い(サウジとかでドリフト族の画像がYoutubeでたくさん上がっているのがすごくわかる)。
宿ではとにかくリラックス。
読書したりして翌日の出発に備えて寝る。