バスそして歩く、歩く、歩く、そして足裏にマメ(10/25)

今日こそはデザイン美術館へ。

宿で朝食を摂らず、Rothchild12で食べようと思うもやっぱり現地の食事がいいなぁということで市場へ。
市場のはずれの食堂でチキンレバーピタを食べる。

チキンレバーピタ
chicken lever pita

朝っぱらだというのを差し引いても客がいない。
市場に荷物が運び込まれる様子を静かに眺めながら食べる。

市場で売られていたピカチューならぬピカジューTシャツ
picajew

バスに乗ってデザイン美術館へ。
どこで降りれば良いのか全くわからず、バスの中でwifiにつないで(市バスの中もwifi飛んでる)デザイン美術館を逃さないようにキョロキョロ。
乗り過ごさないよう心配しながらも無事到着。

市バスの中

普通にwifi電波が飛んでいる。

佐藤オオキの展示。
まさかイスラエルまで来て日本人の展示を観るとは!
ある意味すごく興味深い体験。
現地の人が日本の作品をどのように観ているかという反応が見られるのだから。
NHKスペシャルの映像なども流されている(音声が日本語なので楽!)。
日本人がイスラエルで展示を開くという事実に大いに刺激受ける。

デザイン美術館とその奥に建つ気になるデザインのマンション
design museum tel aviv

美術館の向かいにあるショッピングモールを偵察。
入るだけでもセキュリティチェック。
どこまでも慎重な国だ。
中に入るも所詮はショッピングモールでそんなに興味がわかなかったのでさっさと出る。

郊外のショッピングモールを外から
shopping mall

バスに乗って戻る。
Central Bus Station行きの89番に乗る。
バスを降りて電車に乗り換え。
電車好きとしては電車に乗っておかねば。

駅の手前の店で飲み物調達。
ISL8ちょうどを店主に渡す。
イスラエルで買い物をするのもすっかり慣れた。

HaHaganaから電車に。
電車に乗るだけなのに入り口でセキュリティチェック。
面倒くさい。
これならバスのほうが楽。
電車の券売機は英語表記されているのでエルサレムのLRTのように戸惑うことなかった。

車体はドイツで乗った近郊列車みたいなオール2階建て。
高速道路と並行して走る。

テルアビブの鉄道

2駅先のSavidor Centerで降りる。
ここにはダイヤモンド取引所がある(取引所そのものへの入場はできないらしいけど展示には行ける)。

Israel World Diamond Centerとそこに入ろうとするユダヤの商人?
Israel world diamond center

diamond center

ここから1つ手前の駅(Hashalom)まで歩く。
この駅の近くにはGoogleのTel Avivオフィスがあり、どんなところなんだろうと変な興味があったので(見たからどうってことないのはわかってるけど)。
オフィス内は禁煙らしく、ビルの1階でタバコを吸っているGooglerが何人か。
喫煙者はどこの国も辛いデスネ。
Googleって六本木ヒルズといい、タワーオフィスが好きだなぁ。

Googleが入居するElectra Tower
Electra Tower

Googleのオフィスビルを後にひたすら歩く。
イスラエルの美人女性兵士が歩いているのを目にする。
イスラエル兵は町中でもマシンガンを携行して普通に歩いている。

ビーチ方面へ通りをずっと進み、King Georgeで左折。
一日目の晩御飯で来た辺りだけど、あの時は夜だったので昼の賑やかな雰囲気に少々ビックリ。

テルアビブのビル、建築ラッシュ!
tel aviv

tel aviv

King Georgeを端まで歩き、市場へ。
お目当てのアレパ屋へ入る。
昼時を過ぎていたせいか客はほとんどおらず。
アボカドが入っていないのがいいなぁと言いながら、アボカドが入っていないものを注文。
店主の姉ちゃんが生地を捏ねて鉄板で焼く。
思いのほか丁寧。
アレパ屋をいずれやるときに参考になる。
生地が焼き終わって具を詰める時、姉ちゃんが間違ってアボカドのペーストを入れてしまう。
もちろん、ぼくはアボカド嫌いだもんなぁと言っていたので泣く泣く焼き直し。
再び生地を捏ねて焼く。
チーズたっぷり入れ、チーズもカリカリに(本場はチーズがカリカリじゃなくふわふわ)。
アレパを20年ぶりに食べて満足!

アレパ
arepa

おみやげにワイン購入(何が良いかわからないのでラベルだけで判断(要はジャケ買い!))。

市場の入り口にある両替屋でJDをISLに替える。
JDが手元に残っても仕方ないものの、あまり良いレートでない感じで良かったのかそうでなかったのか微妙なところ。

宿でシャワーを浴びる。
ぼくのベッドの下の段に寝てるインド人はどうやらTel Aviv大学のMBAに留学するらしく、無造作にテキストなどがたくさん置かれていた(オメデトウ!)。

夜はイスラエルのミュージックシーンを探るべくライブへ。
ぴあに相当するようなサイトを幾つかチェックしたまたま見つけたのが、Amit Buiumなるティーンの女の子のライブ。
デビューLPリリース前のライブということで、むちゃくちゃマイナー。
Pho屋の近くにあるライブハウスへ。
中に入るとライブハウスと言えない単なるバーということがわかり、オマケに客は数えるほど。
ライブが進むことでわかったことは、ほとんどが身内。
純粋な客は5人いるかいないか程度。

ライブが始まるまで少し時間があるので、手持ち無沙汰にビールを頼む。
ビールを片手に旅の記録をメモ帳に書いたりする(この日記の元ネタに相当)。

定刻(20:30)を少し過ぎて開始。
髪の毛がチリチリで眉毛の太い「いかにもイスラエル」という感じの女の子がシンセサイザーに向かい演奏(打ち込みを再生する程度)を始める。
途中、打ち込みに合わせてキーボード演奏が絡むものの、まだまだ場をこなしていないせいでぎこちなく、
眉間にしわを寄せながら難しそうに演奏するところが印象的。
曲そのものは結構よいと思うので、場数をこなしてぜひとも大成してもらいたい(ぼくは日本からやってきたとあるレコード会社の敏腕プロデューサー気分でライブを楽しんだ)。

Amit Buium、Yael Naimに続けるか?
Amit Buium

ライブが終わり、ご飯でも食べようかとRothschild12の周辺をブラブラするものの、結局何も食べず。
頭上を通り過ぎる飛行機(Tel Avivの街は空港から近く頭上近くを飛行機を通り過ぎる)を見送る。

Rothschildの寿司屋スタンドで食べようか迷ったものの、これまたなんとなく違うなという感じで何も食べず。

宿に帰ってTel Aviv最終日の夜をこれまたダラダラ過ごす(ダラダラ過ごすことはぼくにとって贅沢)。
さすがに歩きすぎたせいか、足裏にマメが出来てしまった。
これは翌日からが辛そう。

ちなみに、テルアビブと言えども夜は少々肌寒い。
ぼくはパーカーを着ていた。
にもかかわらず、ルームメイト全員(欧米人、インド人)は寝るときパンツ一丁だった。
こいつらの身体はどうなってんだ?

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