商品の取り扱い注意


近所のコンビニで、ぼくはときどきアイスクリームを買う。
そして、そのコンビニで買うたびに文句が言いたい気分に。
アイスを店員に渡すと、バーコードを読み取るためにアイスを鷲掴みに。
「体温がアイスに移って溶ける!!!」と心の中で叫びたくなるほど、グワシっと熱が伝わるように掴む。
書店にて。
平積みにされた雑誌の中から、誰もさわっていなさそうなのをひっぱり抜いてレジに持って行くのに、
レジの店員がせっかくのきれいな雑誌をガサツに袋に入れる。
「あ~あ」。
どちらも商品の取り扱いに対する意識が欠けているというか、なんというか。
お金を受け取って「ありがとうございました」と言うまでは、
商品は完全にお客の物でないという意識があればこんなことはないんじゃないかなぁ。


チャリンコビジネスマンへ愛の手を


普段の仕事での移動は専ら自転車。
さすがに、スーツの時は電車だけど、スーツを着る機会なんて滅多に・・・。
さて、先日、恵比寿にある会社の無料セミナーに参加した。
もちろん、いつものように自転車で現地へ。
恵比寿という土地柄なのか、自転車を安心して停められる場所がない。
さらに悪いことに、セミナー会場があるビルの周りには路上駐輪禁止とロープまで張られてる始末。
「困ったなぁ」と思いながら自転車を漕いでいると、バイク便が停めるスペースを発見。
セミナー会場が入るビルのものなので大丈夫だろうと思ってセミナーに参加し、戻ってきたら「違法駐輪なので次回発見したときは撤去します」との貼り紙が。
別にムッとしたわけじゃないけど、ビルの周りにロープを張り巡らすならもう少し代案を用意しておいてくれてもいいのでは?とも思った。
レンタサイクル事業やシェアサイクル事業などが幾つか立ち上がってるけど、それっていずれも自転車を持たずに都心にやってきた人がパッと利用できるようにするような仕組みであって、都心に住み人向けでない。
スーパーに行くと2時間までは無料だけどそれ以降は有料になる駐輪場がある。
それに似たようなものをオフィス街も用意してもいいのでは?
打ち合わせに来る人であればせいぜい2時間もあれば移動するわけだし。
もしくは、こんなのはどうだろう。
ビルへの入館証みたいに、ビルから出るときに担当者にサインを貰う代わりにトークンを貰うというやつ。
貰ったトークンを駐輪場で渡すと、自転車の停めた輪留めのロックが外れるという仕組みとか。
都心を自転車で移動するビジネスマンへの気遣いが、小さな変化を起こすかなぁと思ったことがセミナーに参加した収穫の1つだというのはどうなのよ?


タワレコはCD不況の中で生き残れるのだろうか?


今日(8/22)をもって、HMV渋谷店が閉店する。
amazonでCDが手に入るようになるまで、ぼくはHMVやそのライバルのタワーレコード(タワレコ)でCDを買う機会が多かった。
それだけに、HMV渋谷店の閉店はぼくにとって大きなイベントだ。
CDが売れなくなったという声が出て久しい。
理由は、CDに費やすお金が携帯電話に回されてしまった、そもそも楽曲に魅力がないなどさまざま挙げられる。
また、CDショップの苦境は上記の理由の他に、amazonや音楽配信の台頭なども挙げられる。
では、HMVの渋谷からの撤退(先日、銀座からも撤退していたのにはビックリ!)は上記の理由だけで片付けられるのだろうか?
もし、これらの理由で片付けられるのであれば、ライバルのタワレコも近いうちに苦境に立たされる可能性は極めて高い。
しかし、タワレコのデータを見る限りは、HMVほど苦しい状況に立っていないのではと理解できる。
まず、ぼくがたまたま2005年にHMVとタワレコの店舗数を比較したデータを紹介しよう。
関東では両者の店舗数は等しいものの、地方ではわずかずつタワレコが積極的に出店していることがわかる。
なお、HMVの合計店舗数は53であるのに対し、タワレコは77だ。
HMVとタワレコ
2010年は多くの地域でHMVとタワレコの店舗数に開きが大きくなっている。HMVが地方を中心に閉店したのに対し、タワレコは地方はほぼ横ばいながらも関東での店舗数を増大させている。
HMVが2005年に比べて6店減らしたのに対し、タワレコは7店も増やしている。
HMVとタワレコ
ただでさえ売上が減少する状況で、賃料の高い関東地域での店舗数を増やしたタワレコ。
さらに、タワレコが発表した売上高推移を見ると、かれらの売上高の下落幅は国内全体でのそれに比べて急でないことがわかる(便宜上、国内データ音楽ソフトのみを対象としDVDなど他の商品は割愛)。
CDおよびタワレコ売上推移
では、HMVが苦境に喘ぐ中でタワレコが国内全体よりはましな業績を維持している要因は何か。
4Pに当てはめて考えてみる。
価格については甲乙付けがたいが、全体的にはHMVのほうが高い印象をぼくは持っている。
ただ、価格を購入基準とするユーザーはおそらく多くがamazonもしくは音楽配信を利用していると想像でき、両者の間に価格での競争はほとんどないものとしたい。
他に、商品、プロモーションについても大きな相違はない
であれば、何が基準となるのか。
その要因に流通(出店場所)を挙げたい。
自分の経験からすると、HMVは人の集まる施設(ショッピングセンターなど)に出店していても、多くは上層階に位置しており、客足が伸びにくいという弱みをもっていたと認識している。
タワレコもショッピングセンターの上層階にあったとしても集客力の高いビルに入るなど、HMVよりも有利な立地にあることもしばしば(関東の幾つかの店舗に足を運んでの個人的な感覚でありデータに基づいていない)。

HMV タワレコ
新宿 高島屋(撤退) Flags
横浜 Vivre 岡田屋Mores
川崎 ラゾーナ Citta

タワレコはさらに、近年は小型店舗を人の往来の多い場所に出店する戦略を採用している。
例えば、八重洲というこれまで大手CDショップが目を付けてこなかった場所だ。
着メロや音楽配信に若者ほどなじみの薄くどちらかというと物理的なメディアを好むビジネスマンが多い八重洲は、タワレコにとってCDの売上増大が期待できる立地だと評価できる。
このタワレコの動きは個人的に大変興味深い。
というのも、昨今のCDをはじめとした情報はamazonのようにロングテール戦略を採用することが勝ち残るための定石と目されてきたが、小型店舗の採用はロングテール戦略と逆行しているからだ。
売れ筋路線を視野に入れたタワレコの小型店舗戦略は、CDが売れないと言われる今の時代、どのような効果を発揮して行くのか大変興味深い。
小型店舗戦力を加速するのであれば、タワレコがエキナカに進出する日も近い?
もちろん、HMVがこのまま日本でのビジネスをフェードアウトさせるのかオンラインを通じて挽回を目指すのかも見守っていきたい。


日経新聞電子版の現状ってどうなのよ?


4月から有料電子版を開始した日経。
少ないサンプルデータではあるものの、ぼくの周りで電子版を有料購読しているという人にお目にかかったことはない。
ネットでニュースを見るならヤフーぐらいで、紙の新聞社が運営しているサイトを直接見に行くことはほとんどないぼくにとっては、ヤフーからのリンクすら受け付けていない日経のサイトを見ることはよっぽどの目的がない限りはない。
きっと多くの人も同様なのでは。
ふと、鳴り物入りで開始した日経の有料版のアクセスが朝日、読売と比較してどの程度のものかを知りたくてalexaを使って調べてみた。
新聞サイトのアクセス比較
日経は他に比べてもページビューが劣る上に、有料となった4月以降は3月に比べて落ち込むという特徴を示している。
alexaのデータからは日経がどのくらいの有料購読者を獲得しているかはわかりかねるものの、現在のアクセス状況が経営陣にとっては想定の範囲内なのかどうかは大変気になるところ。
アクセス数が多いと広告収入の観点からも広告主との交渉で優位に立てるが(ユーザー属性によるので一概には言えないけれども)、アクセス数が他の新聞サイトに劣っているのでは広告収入も多くは望めないだろう。
そして、日経の直接のライバルとされるロイターやブルームバーグなどの端末が金融界で1人あたり1台から複数人数あたり1台というように削減されているような状況を見ると、企業からの電子版の購読も期待ほどは見込めないのかもしれない(日経テレコンはどうなのかも気になるところ)。
日経の大きな収益源は広告収入と購読料であり、後者はさらにリアルとネットに分けられるということを踏まえると、今後の日経がどのように経営を進めていくのかは極めて気になるところだ。
既存収益源のいずれかをてこ入れするのか、それとも新たな収益源を築くのか。
新たな収益源は何なのか?
教育?
教育であればパイは大きくないけれどもセミナーとかはやってた筈。
不動産?
何を今さら・・・。
新鮮味は全くないけれど、ぼくとしては記事の質をもっと高めてもらいたい(記事の質が高いのであれば個人的に再び購読したいかも)。
※ここからは電子版かどうかは全く関係なくなります。
では、記事の質を高めるにはどうするか?
日経の記者の教育を強化するのもいいけれど、個人的にはもっと外部ライター(教授や各界の専門家)の活用を進めてもらいたい。
申し訳ないけれど、これまで取材を受けた経験から日経の記者にはあまり期待できない。
1つのトピックを巡って専門家同士が論戦をはったり、週末紙面には1週間分のネット版に書き込まれた個人ユーザーの経済環境に関するコメントを紹介するなんてのも良いかも。
しがたって、日経に必要なのは記者でなく編集者やコーディネーターになるだろう。
日経のライバルのWSJやFTは欧米をはじめとした世界で確たる地位を築いていることは紛れもない事実。
アジアでの勢いも結構強いものの、日経には彼らと異なり地の利がある。
幸い、アジア各国には世界的に確たる地位を築いた経済紙は今のところない。
ならば、限られたパイを相手にした商売をしないで海外に活路を見出す日本の他業種の企業のように、日経もまずはアジアで確たる地位を築いたらどうだろう。
日経のキャッシュ状況などについての調査は割愛するけれども、韓国、中国、香港などの経済紙の買収などを手がけてみるのも意外と面白いのでは。
これくらいの規模の視点とターゲット規模を見込めば、購読者数の増大とそれに伴う広告収入の増大も期待できるかもしれないし、日経がアジアでの新たなメディアコングロマリットとしての地位を築く機会となるのではないだろうか。
記事の質の向上と国外にも目を向けたターゲット層の拡大を、有料配信をきっかけに取り組んでもらいたいなというのがリクエストというか提案ということでいかがでしょうか。


なぜ、そのサービスで浮上できていないのか?


昨年末頃から、あるサービス企画をずっと検討してきた。
業界を研究したところ、件のサービスを導入している企業はなかったので、画期的なものとなるかも?と早合点していた。
さっき、ふと業界の下位に位置する企業のHPを見たら、件のサービスに極めて近しいサービスを既に提供している。
そのサービスはいつから提供されているのかはわからず、さらにはサービスの導入効果もまったくわからない。
そもそも、件のサービスがあることについて、世間はどのくらい認知しているんだろう。
認知されたら爆発的に広まるのか、それとも認知されても実際は大したニーズはなくて、ぼく自身が勝手にいけると思い込んでいただけなのか、そこのところが気になるように。
業界上位をうかがう中堅企業に提案しようと目論んでいた気持ちは薄れ、今はなぜそのサービスがぼくの印象の限りではうまくいっていないのかを知りたいようになってきた。


「ジリ貧な町の本屋を救いたい!」ということで、状況整理してみた


出版不況といわれる中、全国の書店の数も年々減少してきている。
書店数推移
※出所:アルメディア
正確なデータは不明ながら、町の本屋さんもおそらく随分と減少しているはずだろう。
そこで、町の本屋さんの実態を把握すべく、日本書店商業組合連合会が2006年に発表した資料(『全国小売書店経営実態調査報告書』)のデータをまとめてみた。
ちなみに、町の本屋さん(小規模書店)の定義を便宜上、20坪以下の売り場面積をもつ書店とする。
また、大規模書店は201坪以上の書店とする。
すると、データからは次のような特徴を見出すことができた。
【小規模書店書店の特徴】
1.店舗数は書店全体の5割弱を占める
2.商店街に多い(大規模書店は駅ビル・駅前や郊外(多分国道沿い))
3.商品催し事・読書推進活動の開催を積極的に行えていない
4.営業時間は大規模書店に比べて1時間短い
5.無休での営業はわずか2割
6.ベストセラーなどの入荷は思い通りにならず(大規模書店優先)
7.大規模書店と比較して外商に積極的
8.店主の高齢化が激しい
9.9割弱が経営環境の悪化を実感(大規模書店は6割弱が認識)
10.経営状況悪化の最大の原因は「客数の減少」
11.生き残り策として「外商強化」を認識
このテーマについてはいずれレポートにまとめたいと考えている(今日は諸々の事情から状況把握のみ)。
そして、小規模書店を囲むプレイヤーを整理してみたのが下の図。
書店業界構造
横軸の「進化度」については表現にしっくり感がないものの、「紙媒体を売るリアル書店⇒kindleをはじめとした電子書籍」という書籍の販売スタイルの進化過程と理解してもらえたらと思う。
時間があればふらっと本屋に立ち寄ることの多いぼくとして、町の本屋がなくなっていくのをなんとしても救いたいし、その方策を引き続き考えていきたい(仮説の半分は完成間近)。


twitter宣伝大使はぜひこの人に


巷で流行っているtwitter
140字で簡潔に書けるからいいとかさまざまな評価があるけれど、正直なところぼくにはいまいち面白さが・・・。
さて、そんなtwitterを日本でもっと広めるにはどうすればいいか。
twitter(つぶやき)といえば、この御大・つぶやきシローを宣伝大使として担ぎ上げるというのはどうでしょうか。
いっそのこと期間限定でtwitterシローとかに改名して、テレビに出るときは常に「ハッシュタグは○○でヨロシクね(もちろん栃木弁)」って言って番組とtwitterの両方を盛り上げるとか。
もうちょっと利用者層が拡大しそうな。
ちなみに、御大・つぶやきシローのtwitter


グーグルが日本でヤフーを追い抜けないワケ


検索エンジンの世界的シェアでは優位に立つグーグルだけど、日本ではヤフーにトップの地位を占められ差も開かれる一方。
ポータル・検索サイトのシェア出所:日経産業新聞『日経市場占有率』
グーグルからアンケート調査への協力があり、回答する中でグーグルがヤフーを日本で追い抜けない要因の1つが見出せたような。
それは、グーグルはデザインなり使い勝手が極めてシンプルに削ぎ落とされると同時に、Q&A画面などが本国版を翻訳しただけのもので時としてわかりにくい日本語で表記されたりと、インターネットに使い慣れている人以外にはまだまだやさしいサービスが提供できていないからか。
英語圏であれば、本国のものをそっくりそのままもってきてもフラストレーションが堪らないもののそれ以外の言語の国となるとそうではないような。
韓国や中国でも日本同様にグーグルのシェアが高くないのはそういった理由があるんじゃないか?と思いながらアンケートに回答してたら最後の最後にぼくの考えをさらに確信足らしめる出来事が。
住所入力画面。
[住所]⇒[郵便番号]⇒[都道府県]⇒[市区町村]
日本のユーザーを考えたら、上記のような順番にはならないはず。


久々のセミナー参加でtwitterの活用方法の1つに触れた


弊社でセミナーを開催していない上に、他社のセミナーにもほとんど参加しないにも関わらず、珍しく今日はセミナーに参加した。
主催者のNPO法人ハーモニーアイ馬塲さんからお誘いを頂いたという縁で。
テーマタイトルは「公開討論会 “だれもが使えるウェブサイト”~ 企業サイトのアクセシビリティでビジネスチャンスをつかむ ~」。
馬塲さんは視覚障害者にも使いやすいウェブサイトを構築するよう働きかけていて、今回のセミナーの内容もこうした活動の一環として行われた。
内容は割愛するけれども、ぼくがセミナーに参加してみて興味を持ったのが、twitterによるセミナーの実況
パネリストが話した内容を事務局が簡単にまとめたり、参加者がコメントを投稿したりでき、twitterの内容が会場前方のスクリーンに映し出されるというもの。
ウトウトしがちなぼくでも、twitterの書き込みを見ることで何とか話の内容についていくことができた(モデレーターの方によると、議事起こしにも役立てられそうとの評価を得てた)。
セミナー開催後には懇親会が開催。
懇親会の類はこれまたほとんど参加しないぼくだけれども、ウェブサイト(いるみる)を多くの人に紹介してみたいとの想いから参加してみた。
意気込みに反し、それほど多くの人とは名刺交換をしなかった。
名刺交換してみた感触として、ウェブサイトを自ら運営している人より制作を請け負う業者の人が多い印象だった。この点はセミナーの趣旨からすると残念かも。
というのも、馬塲さんが推し進めようとする活動はウェブを運営している人がアクセシビリティの重要性を認識して取り入れていくほうが効果的であって、業者からの提案だと活動の普及という面ではドライブが大きくかからなそうな印象を持ったので。
馬塲さんからは「『いるみる』こそこれからの高齢化社会でのニーズを満たしそうなサービスなのでがんばって!」と声をかけてもらったので、引き続き試行錯誤してなんとか盛り上げていこうという気が湧いてきた。
さて、どこから「いるみる」に着手すべきか。


もしや自転車屋はぼくのblogを読んだ?


自転車のチェーンが外れてしまったので、近所の自転車屋に修理に持っていった。
この自転車屋、先月の「お客が集まる店とそうでない店」というエントリで紹介した「そうでない」方の店。
サービスに期待できず、できれば他の店に行きたいなぁと思っていたものの、近所に替わりとなる店がないので仕方なく・・・。
修理に10分ほどかかるとの話なので、近所のコンビニに行って戻ってくると修理が完成していた。
「そうでない店」のクセにご丁寧にチェーンに油を差して、タイヤに空気も入れていた。
うれしいオドロキ!
さすがに何回も自転車屋の世話になっているからなのか、それとも先のエントリーを自転車屋のオヤジが読んだからなのかはいざ知らず、満足のサービスを得られたので自転車の調子が悪くなったからといって他の店を探そうと浮気することはないでしょう。
自転車への注目度が以前に比べて高まりつつあるのだから、老人が安心して利用できる自転車やおしゃれなヘルメットなんかを店頭に並べてみるという工夫をしてみるといいんじゃないでしょうか。
めざせ、お客が集まるお店!